この日の午後は、旅のハイライトの一つとなるペトリテギへの訪問
ペトリテギは今回で2回目の訪問となりますが、最初の訪問時の記事はこちらご参照ください
日本からペトリテギのサイトに入り予約をしておきました
ペトリテギのサイトはこちら → Petritegi
人気があるので混んでいますので、席を確保するのが大事です・・
サンセバスチャンの市内からは、タクシーで10分程度で到着します
行きも帰りもタクシー代は約17.6ユーロでした
さっそく扉を開けて建物の中に入ります
今回は奥まった部屋にある席に案内されました
壁にペトリテギを訪問した有名人の写真などが飾ってありました(右の写真にはシャビ・アロンソが写っています)
店員さんに「コップを取ってきて」と言われ(た様な気がする)、受付近くに大量においてあるコップ(グラスですね)を取りに行き、さっそくセラーに向かいました
酒蔵に入ると発酵したお酒のとてもいい香りがし、まさに「醸造所にきたな!」と感じる瞬間でもあります
ペトリテギ2回目の僕たちは慣れた手つきで(?)樽から飛び出るシードルをグラスでキャッチ
わざとシードルをグラスの縁に当てて、泡立てて空気に触れさせるのがコツ
空気に触れさせることで酸味がまろやかになり、香りも出て飲みやすくなる
事前に予約しておいたコース料理はソーセージからスタート
パンはテーブルの端から端まで到達する長さ・・
スペインのバゲットはフランスのものと違って目が詰まっています
これはこれでおいしい
タラ(バカラオ。ポルトガルではバカリャウ)が入ったオムレツ
こちらもタラの身を焼いたものですが、よく炒めて甘みを出した玉ネギやギンディージャなどがかけてあります
ペトリテギの料理はどれもかなりおいしいのですが、別格だなと思ったのがこの肉料理
かなりレアに焼いてある骨付きの赤身の肉なのですが、旨みがあり、赤身であるがゆえに脂っこくもなく、ものすごくおいしいです
もともと肉はそれほど好まず、旅先では食が細る傾向のある僕たちですが、量の多いこの皿をペロリと食べてしまった
僕個人としては「今まで人生で食べた肉料理の中でベストに近い旨さかも・・」と思いながら食べた訳ですが、食べる程になぜか視力が良くなったような気がして、それくらい力がみなぎる感じがしました
あとはいつも通りの、クルミ
隣の赤ちゃん連れの夫婦の旦那さんは、このクルミをその大きなコブシ(素手)を使って割っていました(恐るべし)
この旦那さん、巨大な肉料理が運ばれたときに両手を上げて喜んでいたし、これを見た時に「あ、やっぱり欧米人は人種が違うな」と思いました
チーズに、果物を使ったデザート
そして、クッキー
僕たちが帰る頃には広い店内がお客さんでいっぱいで、何度もテーブルとの間を往復したセラーも混んでいます
先ほどの肉料理をグリルしているところが窓から見える
大胆な料理なんだけど、なんであんなに旨いんだろう・・
ペトリテギでのランチは以上です
山の中のロケーションだから歩いて帰るわけにもゆかず、受付で支払いをした際に前回同様タクシーを呼んでもらうことにしました
タクシーを待つあいだ、周囲の写真を撮ったので掲載しておきます
そうこうするうちにタクシーが到着、再び市内に向かいました
ホテルで一休みしてから、モンテウルグルを一周する散歩に出かけました
モンテウルグルは海につき出した半島のようになっているので、周囲は狭い径になっているのかと思っていましたが、思いのほか道路が広くて車も多く、僕たちのように歩いている人も多かった
夕方、今度は晩ごはんを食べるために再び市街地に潜入しバル探し
人気店はどこもお客さんに溢れていて、外国人の僕たちがあのカウンターまでの分厚い人込みをかき分けて注文し、食事にありつこうとするのはかなり難しいと判断
比較的お客さんの少ない店を適当に選んで入ることにしました
もうチャコリ以外注文する気なし
マッシュルームのピンチョスは、カブちゃんがこの旅でずっと食べようと思っていたものなので、ようやく食べられてよかった
味は全然悪くないし、入りやすそうだからという理由で入った店の割りには悪くなかったです
食べ過ぎた一日になってしまったので、バルに寄った後に散歩することにしました
ウルメア川を渡る
サンセバスチャン最後の夜はこうして終わりを迎えましたが、2度目となるサンセバスチャンは今回も十分に楽しむことができました
よかったよかった
明日はいよいよリオハワインの産地、アロ(Haro)へ向かいます
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