アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

2020-01-01から1年間の記事一覧

今年の10大ニュース

某先生のブログサイトに倣い、2020年の10大ニュースを書き残して今年最後のブログとしたい1.4月より在宅勤務を開始(いまだ継続中)4月から在宅勤務に入り、12月の終わりまでの間に出社したのはたった2度だけだった。一度は10月に実施された…

Würzburger Stein Weisser Burgunder 2018/ヴュルツブルガー シュタイン ヴァイサーブルグンダー トロッケン <ドイツ>

グリーンがかった淡く輝きのあるゴールドイエローパウダリーでクリーンな爽やかな柑橘系の香り、フローラル、そして火打石や硝煙のようなニュアンスも非常に柔らかなミネラル、クリアで透明感のあるオイリーな口当たり。爽やかな木の芽のような苦味は立体的…

アンモナイトコーヒーマーケット @本郷

本郷三丁目の交差点から湯島方面に歩いて行くとすぐ左手に見えてくる喫茶店。わりと最近になってできたお店だと思うが今回が初めての訪問店の奥には焙煎室と客席を兼ねたスペースがあった。最初見た時はここにお客さんは入れていなかったのが、あれよという…

Feudo Arancio Inzolia 2019/フェウド・アランチョ インツォリア <イタリア>

淡くグリーンがかったレモンイエロー爽やかで軽く香る果実。黄色い果実だ。そしてなぜかチーズのような香りを感じた気がした口に含んだ時の質感やつややかさは他のフェウドアランチョの白ワインに共通するものだ。そして塩気を含んだミネラル。オイリーな舌…

ぼんたぼんた 護国寺本店 @音羽

音羽通りにあるおにぎりの専門店。ここにこんな店があるという事は全然知らなかったのだが、遅めのランチにしてみようと立ち寄ってみた 看板を見ると名前が「ぼんたぼんた」というらしい。”ぼんた”というところからどうしても大塚の「ボンゴ」を連想してしま…

I Balzi Piemonte Barbera Passito 2019/イ・バルジ ピエモンテ・バルベラ パッシート <イタリア>

クリーンで深みのある赤紫色非常に華やかな陽性の果実、それに赤い果実のチャーミングな香り。時間の経過と共に鉄のニュアンスやバニラの香りも出てくる甘みが強めでクリアなテクスチャー。とても滑らかな舌触りで、タンニンはきめ細かくザラつきはほとんど…

グレートコンジャンクション②

2020年12月21日、17時20分頃CANON M3(”手持ち夜景”のこれが限界)

食彩酒席 ビカヴォ @茗荷谷

今回取り上げるのは茗荷谷駅すぐ近くにあるお店。通りからは少しだけ入り口の位置が低くなっていて、半地下とまでは言わないまでも少し隠れ家的な雰囲気がある。これまでなかなか訪れる機会がなかったのだが、今回ようやく初めて訪問してみた料理メニューを…

Disznókő Tokaji Dry Furmint 2018/ディズノク トカイ ドライ フルミント <ハンガリー>

明るい色調で透明感の輝くゴールドイエロー香ばしくナッティーな香り、爽やかな果実の香り。それにお酢のようなニュアンスも。時間が経過するとボワゼのような香りも出てくる。全体的には丸みを帯びた穏やかな香りという印象クリーンな質感、スケール感のあ…

グレートコンジャンクション

2020年12月17日、17時20分頃CANON M3(”手持ち夜景”のこれが限界)

パティスリー ヒヤマ @大塚

僕がいま勤めている会社で、ここのパティスリーのお菓子を展示即売するというイントラの情報を以前見かけたような記憶がある。いつもこの前をの通る時は甘い匂いがしてもちろん存在は知っていたのだが、この時は「へぇー、あのお店がうちの会社に来るんだ」…

Cava Pupitre Brut Reserva/カヴァ ピュピトレ ブリュット レゼルバ <スペイン>

落ち着いた色調のしっかりとしたイエローフレッシュさと少しの熟成感との中間を行くレゼルバ。ニュートラルでクリーンな質感はタイトでコクもあるし飲みごたえも感じられる。レゼルバではないノーマルの方のカバも過去に飲んでいるが、記憶している味わいと…

パーネ・エ・オリオ @音羽

音羽通りは、護国寺を最北端にしてそこからまっすぐ南方へ向けて江戸川橋方面へ延びている。この通りには講談社や光文社など有名な出版社やキングレコード、それに鳩山会館もあったりする。文京区にしては幅の広い通りで、しかもまっすぐなので大変にすっき…

Feudo Arancio Chardonnay 2019/フェウド・アランチョ シャルドネ <イタリア>

落ち着いた色調のやや濃いめのストローイエローアプリコットやカリン、パウダリーな柑橘系の果実のはっきりとした香りには少し甘さも感じるミネラルを伴う穏やかなアタック。繊細なテクスチャーだが味わいはしっかりとしたもので熟した果実の味わいが感じら…

スパイスバル コザブロ @本駒込

白山で用事を済ませたカブちゃんと待ち合わせたのがこちらのお店。場所は白山上の交差点から団子坂へ向かう途中にある。何度も往復している道だったが、こんなところにこんなお店があるとはまったく知らなかった雨が降る中、僕は傘をさして少し急ぎ足で店に…

Feudo Arancio Sangiovese 2017/フェウド・アランチョ ネロ・ダーヴォラ <イタリア>

濃いめの赤紫色香りはフルーティでややジャミーで甘苦いスパイス。飲みたい気持ちをそそられるようだ。よく熟した果実は赤と黒の中間をいく。ロウソクのような不思議なオイリーな香りも感じられる。そしてパン粉のような香ばしい香りに少しのバニラも滑らか…

湯の花饅頭 清芳亭 @伊香保

子供の頃から榛名山に出かければ必ずと言っていいほどここの温泉饅頭を買ってもらっていた。榛名山≒清芳亭。どうも自分の頭の中ではこういう連想をしてしまうあまりにも身近過ぎてその有難みをほとんど感じずに過ごしてきたが、久々に食べた”湯の花饅頭”は思…

手打ちうむどん 始祖 清水屋 @伊香保

コロナウィルスの問題もあるから今年は東京から群馬への帰省を控えていたのだが、GoToも始まっているし、注意すれば大丈夫だろうと思い日帰りで帰省をした水沢うどんは榛名山にあって伊香保温泉と並んで有名なものの一つだろうと思っている。ただし実際のと…

La Vieille Ferme Rouge 2017/ラ・ヴィエイユ・フェルム ルージュ <フランス>

落ち着いた色調のしっかりとした赤紫色プラムやブラックベリーなど果実の香りにイースト香も甘みのあるジューシーさ、そして程よく効いた心地のよいタンニン。そして旨みを伴う酸。全体的にバランスのよいワインだが今回はいつもよりややジャミーな甘さを強…

スプリングバレーブルワリー京都/SVB京都 @京都

京都にはいくつかのブルワリーがあるようだが、このスプリングバレーブルワリーは錦市場から少し上がったあたりにある都会派のブルワリーだ。存在自体は知っていたものの今回は訪れる予定がなかったのだが、ふと散歩していて見つけてしまったのでまだ午前中…

カーサビアンカ @出町柳

出町柳にある老舗のイタリアンを初めて訪問してみた 通りからは少し奥まった場所に位置しているのでいままで店内の様子を伺う機会はなかったけれど、入ってみると思いのほか広い店内だった。建物の構造によるのか、店内は複数の部屋に区画されていて各部屋ご…

蛸虎 本店 @茶山

樽八で軽く食事をした後に歩いて向かったのがこのたこ焼きのお店カブちゃんによればその昔にココのたこ焼きを食べた記憶があるらしいのだが、それがどんなたこ焼きかははっきり覚えていないらしい。にもかかわらず、かなり独特なでとにかくおいしいたこ焼き…

Feudo Arancio Sangiovese 2018/フェウド・アランチョ サンジョベーゼ <イタリア>

濃いめの赤紫色落ち着いたベリー系果実に少しのミルク、それに酸のニュアンスも感じられる香り先日飲んだグリッロ同様にアタックは柔らかくスムースな口当たり。タンニンもきめ細かく滑らかで石灰のようなミネラルを感じる。トスカーナのサンジョベーゼとは…

樽八 @百万遍

もう何度訪れたか分からない、百万遍にある居酒屋。京都で食事をしようとする時に必ず候補の一つになってくるし、いつきても期待が裏切られることがないというのも安心感につながっているまずは定番のレモンサワー。変哲もないドリンクだが樽八ではこれが旨…

Feudo Arancio Grillo 2019/フェウド・アランチョ グリッロ <イタリア>

ゴールドがかった輝きのある明るいイエロー焼き栗のような香ばしさ、それに若干の硫黄のような還元臭もある。カリンのような黄色い果実のふくよかでファットな香り口当たりも太さを感じさせるもので重心も低め。端の方にキラリとした火打石のようなミネラル…

スマート珈琲店 @京都三条

どこか喫茶店でモーニングでも頂こうとこの辺りを歩くたび、いつでもこの店の前には行列ができていた。昔はこんなに行列がなかったと思うのだが、どうやら一度出てしまった人気はいっこうに下がるということがないようだ。少なくともこのスマート珈琲につい…

Gerard Neumeyer Riesling Hospices 2018/ジェラルド・ヌーメイヤー リースリング・レ・ゾスピス <フランス>

輝きのあるゴールドイエローカリン、白い花、それにハチミツ。果実はグレープフルーツなどを感じるため全体的には黄色よりだが、そこにほのかにオレンジピールが混ざる第一印象としてはまずつるるとした滑らかな舌触りと柔らかいアタック。第二印象としては…

葡萄酒堂 @京都

燕燕で中華を頂いたあと、調べて適当に見つけて入った路地裏のワインバー。これが当たりだったこんなところにワインバーがあるのかと、おそるおそる路地を奥の方へ歩を進めていくとやがて左手に大きな窓から漏れる明るい光がみえてくる。そこがこの葡萄酒堂…

Würzburger Riesling Trocken 2018/ヴュルツブルガー リースリング トロッケン <ドイツ>

軽くグリーンがかかったレモンイエローで色合い淡め果実を甘みを感じる香りにリースリングとは異なる印象を受けた果実のフレッシュさはまるでレモネードのよう。塩を含んだようなミネラルも感じるがそれはタイトというよりもしなやかだ。緻密さや緊張感のあ…

中国菜 燕燕 @京都

大衆中華と高級中華の、その間にあるような中華料理店だと思う。程よい洗練さと手頃な価格がバランスよく両立している、大変に使い勝手のよい中華料理店だ料理は前菜からメインまでどれを食べても間違いがない。味わいは濃すぎる訳でもなく、油っぽさもなく…