アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

EST Reserva Syrah 2018/エスト レゼルヴァ シラー <チリ>





濃い赤紫色

プラムやブラックベリーなどのジューシーな果実は陽性で明るい印象。スパイシーで甘く、それにオリーブやパン粉など

豊富な酸を含んでいて意外にもさっぱりとした飲み口がある。想像していたよりも果実味が乏しいように感じてしまい、同じブランドのカベルネと味わいが異なるのは当然としてもテクスチャーの印象がかなり違うし、初めてこのワインをサントリーのイベントで飲んだ時の印象とも異なるのは、もしかしたら気のせいだろうか

ちょうどこのワインを飲んでいた頃は、このワインに限らず他のワインを飲んでもうまく味わいが感じ取れないような、今までにあまり体験したことのない舌の感覚になっていたような気がする。その当時に飲んでいた風邪薬の影響なのか、もしくは花粉症のアレルギー薬のせいなのか。あるいは加齢による身体機能の低下なのか


気づけば自分もアラフィフになるに至り、これまで通りにゆかないことが多々出てきそうな気もする。とはいえ人生100年時代に突入した現代ではまだ人生の折り返し地点にも到達していない訳で、頭や体調の変化によく耳を傾けつつ少しずつギアを切り替えながらやっていこうかと思う今日このごろである


と、そんなことを書いているうちに9年前(11年2月。東日本大震災の直前だ)に書いた自分のブログのことを思い出した。節目になった時のことを思い出し、ここにそのサイトを引用しておこうと思う。タイトルは「村上春樹と近田春夫 」。ご笑覧頂ければ幸いである





ワイン:エスト レゼルヴァ シラー
ワイナリー:サンタ・カロリーナ
ヴィンテージ:2018年
アルコール:13.5度
インポーター:サントリーワインインターナショナル
購入先:サントリーからの頂き物