アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

Pasqua Villa Borghetti Soave Classico 2018/ヴィッラ・ボルゲッティ ソアーヴェ クラシコ <イタリア>




濃く輝きのあるストローイエロー

フローラルかつナッツのようなオイリーな香りには発酵したニュアンスが混ざる。コクを感じる落ち着いた香り

タイトでミネラリー、しっかりとした酸もとてもきれいで味わいもよく伸びる。そして鼻に抜ける香ばしさ。抜栓したてはフローラルで華やかな香りがブワッと印象的だったが、時間が経つと次第に落ち着いたものに変化した。酒質はきれいだし、トータル的にはかなり好みの味わいだ



このワインは某雑誌の読者テイスターに参加した際にお土産で頂いたもの。50本ほどのワインを一気に立て続けに検分したうえ、テイスティングで余ったワインを10本ほど(!)自宅に持ち帰らせて頂き続けざまに年末から年始にかけ飲み続けていたのだが、その最後にこの未開栓ボトルをようやく開けてみた。こうして短期間に多種類のワインを飲み続けてみると新たな気づきもあったように思う

つまり、これまでは週に1~2本のペースで開けていたわけだが、それだとどうしても1本1本の間に時間的間隔が生じる。だから都度新たな感覚でそれぞれのワインを味わってきたのが、50本ものワインを一連で飲み比べてみることでより品種の違いを感じることができたような気がするのだ

その違いが果たして正しいものなのかどうかは、検証するすべがなく確認のしようもないのだが。しかし今後また新しいワインを飲む時にその感覚、印象が正しいものだったか考えながら味わってみたいと思っている


ワイン:ヴィッラ・ボルゲッティ ソアーヴェ クラシコ
ワイナリー:パスクア
ヴィンテージ:2018年
アルコール:12.5度
インポーター:国分
購入先:頂き物