年内最後のエル・クルセ。飛び込みで入店したら壁際の席を確保できた
店内はかなりの賑わいだった。カウンター席はおろかテーブル席もほとんどが埋まっている。長引いた緊急事態宣言の反動による人手だと考えることもできるけれど、それにしてもここまで混雑している店はなかなかないんじゃないだろうか。それだけこの地におけるエル・クルセの人気のほどが窺える。家族の日常使いとしても、友人同士の集まりにも、とても使いやすいのだと思う。もちろん、一人で来てもカウンターでリオハのワインなんかを飲みながらゆっくり食事することも可能だ。忙しいということもあると思うが干渉し過ぎない接客も適度な距離感があって好感が持てるポイントだ
日本人にとってもなじみ深い魚介類を使用したメニューが多いという点もスペインバルが流行る理由になっているようにも思った。肉や油ばかりでは重過ぎる。またエル・クルセでは特にライスを使ったメニューもオススメ。パエリアはもちろんだが、僕たちのお勧めはリゾットだ。ポルチーニが香るリゾットは最後の締めとして申し分のない美味しさ。オーダーを取ってからテーブルに運ばれるまでに相応の時間がかかるので余裕を見て早めの注文がよいと思う
東京都文京区本郷4-2-2 ムサシビル 1F
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