軽くグリーンがかったレモンイエロー
爽やかなライムやレモンの香り
豊かな酸がかなりしっかりと乗っているが刺々しくもなくまろやかに感じられる。果皮の苦みも感じられる。全体的に味わいが強くはっきりとしたワイン。コクがありボリュームのある味わいだがオイリーな酸がたっぷりあるのですっきりとした印象を感じさせる
輸入したヴュルガーシュピタールの12本のワインがこれですべて終了。リースリング、シルヴァーナー、ヴァイサーブルグンダー、グラウアーブルグンダー。4つのブドウ品種を飲んできたけれどこの中ではリースリングが一番好みだった
酸と果実味と苦みのバランス、味わいのち密さ、タイトさ。リースリングが最もまとまりがある印象だった。料理との組み合わせを考えればそれぞれのブドウが持つ特徴により選択肢は変わってくるのであろうけれど、もしリースリング以外の3品種がベストマッチの場合であってもリースリングはまた同様にその料理には合うと思う
同じヴュルガーシュピタールのワインでも銘柄によって若干の価格差があるが、僕が購入したワインはいずれも10ユーロ前後(輸送費は除く)に収まっている。もともとそれほど価格に幅はないのだが、必ずしも高い方が美味しいというわけでもないように思えた。同じ品種であれば味筋は大きく変わらないと思ったが、上に挙げたようなバランスやストラクチャーの面においてそれぞれに個性があり、それぞれの味わいの特徴があった
ワイナリー:ビュルガーシュピタール
ヴィンテージ:2018年
アルコール:12.5度
インポーター:個人輸入
購入先:ビュルガーシュピタールのホームページから
価格:10.84ユーロ