アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

北海道活魷魚 @MRT南京復興駅





この日は赴任してきて初めての一人でのランチだった。いったい何を食べようか

会社にいる同じ大学、しかも同じ学部の先輩社員にかつて一度連れてきてもらった時に美味しかった記憶があり、チャイムが鳴って一人で向かったのがこの店だ


その先輩が好きだというこの店の魯肉飯。前回食べた時に確かに美味しかったと思うが、あらためて一人でゆっくりじっくり味わってみたらやはり旨かった。魯肉飯は店舗によって味付けが微妙に違うと聞く。台北へ来てからそれほどたくさんの魯肉飯を食べたわけではなくサンプルが少ないので何とも言えないが、ここのは確かに旨いんじゃないだろうか

そして麺類も注文した。前回来た時にその先輩が注文したラーメン(?)がまるで日本のつけ麺にも似た、魚介系の出汁っぽい味わいが記憶に残っていたからだ。しかし問題はその時にどの料理名のものを注文したのかが分からないこと。魯肉飯の文字はさすがに判別できるようになったが、麺類はまだまだよく分からない。はたして、運ばれてきたものは前回食べたものとは別のモノだった


しかしながらこれはこれでまた旨い。丼の下の方に出汁というかスープというか、溜まっていたので下の方から箸でよく麺とよく混ぜて頂いた。やや平べったい麺、そこにモヤシやネギ(?)などの野菜が少し入っている


2つ合わせて70元。だいたい300円くらいだからやっぱり安い。東京で食べていた玉子屋のお弁当よりもはるかに安い。もっとも、炭水化物ばかりのようにも思えるからこんなお昼ご飯がヘルシーかどうかという問題はあるにはあるが。玉子屋のお弁当は肉に魚に野菜にとバランスも良くて間違いなくヘルシーだったと思う



追記



その後も何度か足を運んでいる。この日食べた魯肉飯はだいぶ煮込まれてしまったのか、写真の通り色がかなり濃い。そして食べるとほとんどミートソースのようだった。これをスパゲティにかけて出されたらとても魯肉飯とは思えないかも知れない

そしてもう一つは、これがこの店に一番最初に来た時に食べてまるでつけ麺のようだと評したものだ。肉や魚介のすり身を団子にしたようなものが入っている。これらを「羹」という文字で表現しているようで、魚介であれば魚漿羹、肉であれば肉羹、といった表記になっている。少しとろみの利いたスープには香味野菜なども入っていて、なかなかの美味だ



北海道活魷魚
台北市中山區遼寧街54號
02 2731 0780