アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

ビュルガーシュピタール・シルヴァーナー・カビネット・トロッケン ドイツ

ドイツ旅行の際にヴュルツブルクのビュルガーシュピタールで購入して日本に送ったフランケンワインが到着


こうしてみると港から運ばれてきた深海魚が並んでいるようにも見えませんか?特徴的な瓶の形はボックスボイテルと言うようですが、とても可愛らしいですね


このうちの1つを早速開けてみました

Bürgerspital 2009 SILVANER Würzburger Pfaffenberg Kabinett trocken

Würzburgerはヴュルツブルクという街(地域)を示し、Pfaffenbergはブドウの取れる丘の名前、Kabinettはドイツの格付けの1つであるQ.m.P.の中の等級の1つを意味しているようです

整理すると格付けには
Q.m.P.
Q.b.A.
Deutcher-Landwein
Deutcher-Tafelwein
の4つがあり、更にQ.m.P.の中に
Kabinett(カビネット
Spätlese(シュペトレーゼ)
Auslese(アウスレーゼ
Beerenauslese(ベーレンアウスレーゼ
Eiswein(アイスヴァイン)
Trockenbeerenauslese(トロッケンベーレンアウスレーゼ
の6つの等級があるようです

特にQ.m.P.についてはワインの出自を正確に辿るため、村名(er)+畑名と表記するようです


スクリューキャップですが、まず開栓した時に樽の香りがフワッと立ち上ってきました。グラスに注ぎ、あらためて香りをかいでみるとレモン、カリン、ハーブ、ごく僅かですがバターのような香りも交っています

滑らかでふくよかで、少しオイリーな感じ

時間をおいてゆっくり飲むほどにより深く変化する香りと味わいがとても心地よいです



ビュルガーシュピタールで試飲をさせていただいたのは全部で5種類で、この中で最も味わいが軽かったのがこのシルヴァーナー

他のワインと比較しテイスティングした時には「少し薄いかな・・・」と思い1本だけ購入したものですが、こうしてあまり温度を下げ過ぎず単品で飲んでみると十分に楽しめるワインです




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