東京へ帰る日の朝、いつもの散歩(哲学の道→南禅寺→岡崎→賀茂川)とコースを変えて、以前から一度訪れてみようと思っていた千本今出川にある老舗の喫茶店 静香さんへ足を運んでみました
賀茂大橋を渡り、左手に緑豊かな御所、右手に同志社のレンガ造りの校舎を眺めながら、今出川通りをひたすら西へ歩きます
静香 @千本今出川
京都府京都市上京区今出川通千本西入ル南上善寺町164
075-461-5323
お店の外観
タイル使いや、ドアのガラスの模様がレトロで優雅
右側では、タバコを販売
お店に入ると、洋館の応接間の様な空間が広がります
使いこまれたコーヒーミルがディスプレイされ、床にはタイルが敷かれています
ご主人が調理をされるコーナー。こちらも碧いタイルが貼られています
食パンの入ったガラスケースの感じもいい
カブさんは、お目当ての「玉子トースト」
前回登場した「切通し 進々堂」さんの「玉トー」とは異なり、噛み応えしっかりの玉子焼きに、ほんのり塗られたソースが特徴的です
使われているパンは、京都市民にはなじみ深い「志津屋」さんのもの。素朴ですが、ちょうど良いと感じるトーストの焼き加減や味は、ご主人の「技」なんでしょうね
アルさんは、メープルシロップたっぷりの見目麗しいホットケーキ
注文すると、材料を混ぜる「カシャカシャ」という泡だて器の音が聞こえてきます
表面はつやつや、綺麗に丸~く焼かれていて、美味しい
カブさんは、ミルク珈琲
ガラスのカップで出てきます。角砂糖をひとつ落してみました
アルさんは、珈琲
テーブルに置かれた小さい額縁
このお店は、もともと「静香さん」という芸者さんが始められたお店
モダンなもので溢れていて、見飽きることがありません
昭和の始めに造られた建物ですが、床や調度品は、美しく保たれています
お話を伺ったところ、ご主人はご高齢ですが、「修理はしていませんが、毎朝のお掃除は
欠かさないようにしているんですよ」とのこと。頭が下がります
特にうっとりしたのが、この中庭の見える奥の席
シートの色は深い碧
今度はこのシートに座りたいです
次回の帰省でも、また優しいご主人と、玉子トーストに会いに行きます
☆おまけ
「静香」さんの後も、ぶらぶらと朝散歩を続けました
アルさんが行ったことのなかった「相国寺」へ向かう途中に
海藻好き(!)なカブさんが、立ち寄ったお店
(静香さんから歩いて5分ほど)
五辻の昆布 本店 @千本五辻通り
こちらのお店は明治創業の老舗
デパートで見かけることが多かったのですが、本店に伺ったのは初めてです
佃煮や、おやつ昆布など、店内は昆布、昆布、昆布でいっぱい(興奮!)
すべての商品を試食させていただけるので、お気に入りを見つけて購入できます
おやつ昆布の中には、ハート型やウサギ型に切り抜かれたラブリーなものもあります
お会計を待つ間に出していただいた「昆布茶」も美味しかったです
自分用、お土産用にたんまり(ふふふ・・・)購入しました
(贈答用の包紙には、京都らしい絵が描かれています)
この後も散歩は続きます・・・
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