京都への帰省の際に黄桜のカッパカントリーに行ってきました
黄桜 カッパカントリー
〒612-8046 京都府京都市伏見区塩屋町228
075-611-9919
伏見は昔は”伏水”と言っていたようで、東山連峰の南端に位置し、昔からきれいな湧水が出ていて古くからの日本酒の産地のようです
最近は日本酒に興味が出てきました
ワインに比べて色が薄く、というより透明ですが、それでいて複雑な味わいがするものです
日本人がよく感じることのできる旨みもあり、甘みや酸味を主体とするワインとはまったく異なる飲み物ですね
まだまだワインほど日常的に飲みたいとは思わないものの、飲み始めれば旨いなあ、、、と思います
特に最近ご執心の榊原英資氏の著書に影響され、あらためて日本文化の良さに目を向け始めている、というのも理由の一つにあるかもしれない
そしてまた、フランスとイタリアの旅行から帰ってきたばかりで、日本食の良さにも気付かされたばかりというのも原因の一つかもしれません
とにかく、カッパカントリーです
敷地内には中庭があって、ビールなんかも飲ませていました。なかなか良い雰囲気
夜にはカブちゃんのお父さんと待ち合わせ、黄桜酒場で夕食にしました
カッパ天国サラダ。イメージはカッパですね
ケルシュ、アルト、蔵のかほり。ビールも作っているようです
ケルシュはドイツで飲んだものとグラスが決定的に違うような
煮込み。柔らかくておいしかった
カッパ自家製餃子。まずい餃子なんて出会ったことないです。間違いなし
タコを韓国風に辛めのソースでいただきます。初めてだけどなかなかおいしかった
カブちゃんのお父さんと僕はそろそろ日本酒
そして日本酒の飲めないカブちゃんはビール
値段もお手頃で味もおいしく、なかなか良かったです
カブちゃんの実家から京阪電車に乗って伏見桃山駅まで約15分
アクセスも意外と便利でした
伏見といえば鳥居で有名な伏見稲荷くらいしか行ったことがなかったですが、街中も結構面白かった
濠川沿いの景色。絵を描いている人が多かった
坂本竜馬で有名な寺田屋もあります。観光客の方がたくさん来ていました
庭では寺田屋の歴史やいわれを短時間んで効果的に解説してくれる人がいました
そしてこんなポスターも発見
奥田タタミ店、奥田タタミ、奥田タ民、奥田民生。ゴメンナサイ
京都はやはり何だか不思議な街です
とても妖しいと言ってもよいかもしれません
歴史的建造物がそこらじゅうにあるし、都会なのに夜はとても暗い
もっとも、ネオンや夜でも開店している店の明りや街灯などで常に明るい東京が異常であり、世界を旅行していてもこれほど夜が明るい街はあまり見かけません
3.11以降の東京はそれでもだいぶ暗くなったように思いますが
あらためて、京都の街の妖しさとは一体なんでしょうか
いつもJR京都駅に到着した瞬間から「絶対この街には神様が住んでいる」と思ってしまいます
やはり手つかずの部分や過去から続く歴史的な雰囲気が今の時代に残っているからのような気がします
その象徴が街中にある寺社仏閣や夜の暗さなのではないかと
東京は、全てのものが明るく照らされ白日のもとに晒されている、というような感じがします
あるいは人工的と言っても良いかもしれません
しかしどうなんでしょうかね
人間にとって未知の部分や手つかずで良く分からないところがあっても良いと思うのだけれど
昔は森や林には人間の知らない何かが潜んでいて、そこに人間は近付かないようにしている。そんな妖しくて良く分からないものと人間の世界の線引きがあったのではないでしょうか
そんな雰囲気が京都にはまだ残っている様な気がしています
話は変わりますが
高松塚古墳などが掘り起こされているようですが、ニュースを見るたびにいつも疑問に思ってしまいます
どうして今まで静かに誰の目にも触れずに、それゆえに現代まで残っていた壁画などを、現代の人間が汚してよいのでしょうか
結局、壁画もカビだらけになってしまってよく見えなくなってきてしまっている訳ですよね
人間の知りたい欲求も分からなくはないけれど、謎は謎のままに放っておくことはできないのでしょうか
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