勝沼に出かけた話は以前書きました
今回は宿泊したぶどうの丘にあるレストランを取り上げたいと思います
ぶどうの丘 展望ワインレストラン
〒409-1302 山梨県甲州市勝沼町菱山5093
0553‐44‐2111
ぶどうの丘から見る甲府方面の景色はとても美しい
家が建っている場所以外はほとんどがぶどう畑
さて、こちらのレストランでは当然のことながら勝沼で作られるワインを飲むことができます
部屋にもワインメニューがあって、頼めば飲めるようですが、値段はほとんど店で買うのと同じで何の上乗せもありません
ただし、レストランで頼むと多少上乗せがありますが、それでも多分1本あたり500円程度です
普通、レストランでワインを頼むと市価の2倍~3倍であることを考えると異常な安さ
レストラン自体の成り立ちなどを想像すれば、この安さも理解できます
今回僕たちが頼んだのは、お気に入りの1つである大和葡萄酒株式会社のワインの十二原
ぶどうの丘の施設の中にはワインカーブというのがあって、1000円程度払うと勝沼のワインを試飲し放題になります
タストバンという銀色の小皿のような形の器で、地下のワインカーブに並べてあるワインを赤、白、ロゼ、甘口、辛口と色々試飲できます
100種類は超えていると思われるワインを少しづつ試していって、気に入ったワインをリピートしたりしているうちに、いい加減に酔っぱらってきます
今まで知らなかったワイナリーのワインの中にも意外な掘り出し物があったりして、大人のアミューズメントパークといった感じです
ここで飲んで何となく良さそうだなと思ったワインだったので、レストランでも注文してみることにしました
長野県松本市の十二原地区で作られるメルロを使用した赤ワイン
勝沼で作られるボルドー品種の赤ワインは、スパイシーで土っぽい雰囲気のものが多いような気がします
このワインもその線に乗っている印象がありました
しかし飲み残しを家に持ち帰ってあらためて飲んでみると、やや酸が強い感じがしましたが、角が取れて味わいが丸くなり、よりおいしく変化していました
ボルドーのようなしなやかさやまろやかさは感じられませんが、しっかりとタしたンニンと酸による重さが肉料理にも負けない気がします
前菜4種盛り
右上のチーズと生ハムが巻かれたものが、ワインによく合いました
僕が頼んだビーフシチュー
これでもかというくらい、柔らかく煮込まれた牛肉がゴロゴロと入っています
牛肉はビーフシチューで食べるのが僕は一番好きなので、機会があるごとにいろいろと食べてきました
ここのビーフシチューはかなり上位に食い込んできます
おすすめ
カブちゃんはハンバーグ
肉は柔らかくジューシーであるのはもちろんのこと、ソースにワインが使われていて、肉の旨みと相乗効果で風味豊かでおいしかった
何気に、つけあわせのポテサラ(マッシュポテト?)がクリーミーで美味でした
この他に、パンとライスのいずれかがついてきます
パンはレストランで焼いているようで、生地にほんのりとした甘みを感じます
勝沼の夜景を見ながらの食事になるので、照明は敢えて暗めにしてあるようです
翌日が春分の日である月曜日の夜、多くのお客さんが宿泊もしつつ、こちらのレストランで食事を楽しんでいました
初めて勝沼に行ったのはもう数年前になります
勝沼ぶどう郷駅で電車を降り、目の前に広がる景色を見た時のことを今でも思い出します
こんなに起伏があってきれいな場所が日本にあったのだなと思いました
写真中央がぶどうの丘
ワイン以外にはぶどう狩りなどを楽しむことができますが、それ以外にはほとんど何もないのんびりとした場所です
しかし、日本のワイン史において勝沼はとても重要な産地だし、ワイン好きならより一層楽しく回ることができると思います
和食の広がりとともに、日本のワインがこれから世界でますます評価が高まっていくのは確実ではないでしょうか
これからも何度も訪れる街の一つだと思います
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