この土曜日は出勤日でした
電力需要の対応で、夏場の出勤日を減らした影響が出ています
この日、休みだったカブちゃんと待ち合わせ、今までずっと気になっていた中野坂上の酒屋、藤小西内にあるワインバーに行ってみました
Standing BAR PETIT Konishi
〒164-0011 中野区中央2-2-9 第3戸谷ビル1階
TEL:03-3365-2244
店で販売しているワインも、持ち込み料を数百円支払うだけでワインバーに持ち込むことができます
まず僕が頼んだグラスワインは、
◆ラグランド・コリーヌ サン・ペレイ 2007年(ぶどう品種:マルサンヌ、ルーサンヌ)
ローヌはセプタントリオナルのサン・ペレイ産
サン・ペレイの生産可能色は白のみですね
サン・ペレイは人生で初めて飲みましたし、マルサンヌやルーサンヌも初めてだと思います
シードルのような発酵の香り、密度が濃いしっかりとした白ワイン
グラスワインは色々と珍しいワインが飲めていいですね
しかも、なかなか買うことはできないけれど興味のあったワインがメニューに並んでいるのが嬉しい
残念ながら品切れになってしまっていましたが、コルスのパトリニオモ(ぶどう品種はニエルキオ(サンジョベーゼ))のワインなんかもリストに載っていました
飲んでみたかったな・・・
そしてカブちゃんはこちら
◆ドメーヌ・デ・トゥール パリジィ ロゼ 2008年(ぶどう品種:グルナッシュ、サンソー、クノワーズ)
イチゴのようにフレッシュな印象
続いて頼んだのがこちら
◆ピュズラ・ボノム 蔵 ブラン 2011年
優しい甘さでスイスイと飲んでしまいたくなる
とてもおいしい白ワインです
ラベルに『蔵』と書いてあります
生産者が日本酒の酒蔵を訪問した時にインスピレーションを受けて作ったワインだとか
カブちゃんは
◆ユルゲン・ライナー ハンドヴェルク 2008年(ぶどう品種:シュペートブルグンダー)
ドイツのピノ・ノワール(シュペートブルグンダー)です
確か産地はファルツだったような
色は薄めで明るい
軽めで柔らかなワインでした
続いては、
この日のメニューにはなかったけれど店員さんが
「これから開けるワインです。もしよろしければ」
ということで紹介してくれたアルザスのワイン
◆レオン・マンバック オーセロワ エレヴェ・アン・ミュイ 2006年
珍しいオーセロワ主体(100%?)のワインです
比重の重い凝縮したぶどうの旨みが印象的
おいしいなぁ・・・
やっぱりアルザスはいいですね
日本人の好みに合うと思います
更に続けて、
◆熊本ワイン マスカット・ベイリーA
これは先日勝沼で飲んできたベイリーAとの共通点を感じます
日本のワインとしての特徴がよく出ているワインですね
最後に、こちらも店員さんが「これから開けますので」ということで紹介してくれたワイン
ん?このラベル、見覚えあるぞ
◆ラルコ ロッソ・デル・ヴェロネーゼ
山本昭彦氏の「おうち飲みワイン100本勝負」に載っていたワインですね
こんなところで出会うとは、、、
発酵の香りが強く、果実味たっぷり。間違いなくおいしいです
今の季節にはいいですね。夏になったらちょっと飲みにくくなってしまいそうです
そして頼んだ料理はこちらです
パテ・ド・カンパーニュ
濃厚な肉の旨みがじわりと口に広がりますが、不思議と脂っぽさはあまりないです
マスタードの酸っぱさともよく合います
自家製パン
切り込みが入っているので、パテ・ド・カンパーニュを挟んで、サンドウィッチ風にもできます
盛り合わせ3種
カルパッチョ、カジキマグロのスパイシー焼き、カツレツのトマトソース添え
どれもワインによく合います
クロムツのポワレ 香草バターソース
グリーンのソースと、香ばしく焼かれた魚のコントラストが見目麗しい
クロムツは噛んだ瞬間はカリっ、中身はふっくらとしていてとてもおいしい
店内は立ち飲みスタイルになっていて、カウンターとテーブルが置いてあります
土曜日だというのに、あれよという間に満席状態に
人気のほどがうかがえる酒屋です
壁にはお洒落なコラージュが
ワインバーから酒屋になっている店内を見下ろす
利用しやすいし、近くにあれば通ってしまいそうです
こんなワインバーが家の近くにあればいいのに・・・
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