目白へ向かう途中、ちょうど開いていたので、立ち寄りました
かいじゅう屋
東京都豊島区目白2-35-9
03-5954-5888
水・金・土 15:00-18:00営業
いつだったか、目白界隈をぶらぶらしている時に、住宅街の中にぽつんと控えめにパンの並んだショーウインドウを発見しました
その時は別のトピックスがあって、このパン屋さんのことを載せていなかったので、今回は気合を入れて紹介したいと思います
狭い間口
意識していなければ、気付かないでしょう
パンを凝視するあまり、ちゃんと見ていなかったのですが、こちらのパン屋さんの奥様は、美しさで一目置かれている方らしいです(美人マニアの方へ・・・関連記事はこちら)
どれにしようかな?
まるパン(2個入り)
同じく目白に向かう途中に購入したご贔屓の日の出優良商店街の「なりたや」で購入したメンチカツを挟んでみました
おいしい!
このパンの生地はコッペパンよりもさらに目が粗目で、スカッとした食感
ジューシーなメンチカツとこのさっぱり感がよく合います
フランス食パン
写真でもわかると思いますが、外側は焼き加減がかなり強め
重めの食感が独特です
しっかり噛みしめると、酸味が口に広がります
最初のカットは、トーストして粗塩入りのバターを塗って食べましたが、残りはシナモンシュガーか、茹で卵&マヨネーズでもいいかな、と
ふと思い出したのが、京都の同志社大学の東側あった「ほんやら洞」という喫茶店の〝シゲのパン〟
オーナーは変わったもののお店は今も健在(〝シゲのパン〟は無いようです)
薄暗く、丸太小屋のような風情の店内
演劇や映画のチラシがベタベタと貼られた独特な雰囲気に魅かれて、高校、大学時代に独りでふらりと立ち寄って、文庫本などを読みながら2-3時間はだらだらと過ごしていました
当時はカレーなども人気だった記憶がありますが、私が気に入っていたのが〝シゲのパン〟で作られたシナモントースト
どこで食べるパンよりも、トーストされた表面がごわごわとしていて、噛みごたえがありました
アツアツのトーストに、ちょっと塩っぱいとろりと溶けたバターと、甘くて苦いシナモンシュガーが塗られていました
そのワイルドな食感と、クリームを塗ったかのようなマイルドさのちぐはぐさがとても好きでした
懐かしいパンの記憶を蘇らせたこのフランス食パン
よし、シナモンシュガーのトーストにしてみよう!
ぶどうパン
このパンの生地もかなりしっかり硬めで少し酸味があります
ぶどうは瑞々しいのですが、生地は口の中でパサつく感じがしたので、もう少し水分があってもいいような気がしました
クリームチーズが合いそうです
「むかし、むかし~」で始まる日本の童話で、道に迷っているうちにぽつんと民家の灯りを見つけるというようなくだりがあったように思いますが、このパン屋さんは正にそういう雰囲気を醸し出しています
なぜ、こんなところにパン屋さんが?という不思議さと、こんなに開店している時間の短いお店に狙わずして遭遇できたというラッキーな気分と、丁寧に作られているパンだという実感・・・
散歩好きでよかった、パン好きでよかった、たまに運もいいいみたい?と、選ばれし人間のように思ってしまったのは、オリンピック観戦の影響でしょうか???
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