◆9月15日:タイ
CDGを出た飛行機は一路タイへと向かいます
シンハビールを飲みながら過ごす
パリ発の飛行機だけあり、機内食に出てくるチーズやバターはフランスのもの
約12時間のフライトののち、ようやくタイに到着
トランジットの時間を利用してバンコク市内に出かけることにしました
懸念していたのは、ただのトランジットなのに空港の外に出ることができるのか?ということ
なので、羽田を出る時にチェックイン・カウンターの女性に確認しておいたのですが、たしか
「入国税を払う必要があるが、出られます」
と言っていたような気がします
しかし、飛行機を降りて入国審査を受け、とくに税金を払うようなポイントもなく、そのまま普通に空港を出られてしまいました・・・
機内で配られる入国審査時に提出する書類には、通常「滞在先ホテル名」とか書くようになっています
ただ、今回はトランジットなので滞在するホテルもないため何も書かないで提出したところ、
「滞在先はどこだ?」
と聞かれました
そこで、
「トランジットなので5時間くらいしか市内にはいません。だからホテルには泊まらない」
と伝えたところ、「乗り換えてどこに向かうのか?」と聞いてきます
東京に向かうと伝えると
「それなら"Transit to Japan”と書け」
と言われ、入国審査書類の滞在先欄にそのまま記入
それで済んでしまいました
ちなみにカブちゃんは何も聞かれもしなかったみたい
----------------------------------
空港からバンコク市内への移動には、最近開通したらしい「エアポート・レイル・リンク」が便利でした
このプラスチックのコインが切符代わり
終点まで向かい、そこからはトゥクトゥクで大宮周辺※に向かうことにしました
※オオミヤではないです。オオキュウ
駅前には客を待ち構えた運転手がいましたが、こういう人はふっかけてくるので無視
駅から少し離たところまで歩き、適当に走ってきたのを捕まえ、値段交渉をして乗車
前からこのトゥクトゥクにカブちゃんを乗せたかったんだよね
臨場感がありますが、少々排気ガスが喉にきつい
だんだん目的地に近づいてきた
降りたところで運転手に写真を撮らせてもらってよいか聞いたところ、この若い運転手ははにかんだ笑顔でOKしてくれた
時間も限られていたので、大宮周辺、とくにワット・ポーを中心に観光することにします
とは言いつつも、寺院が開くにはまだ時間があったので、大宮のすぐ裏手流れているチャオプラヤ川に出かけてみました
この雑然とした雰囲気の一帯を抜けると川があるはず
地元の人ばかりの、商店やら飲食店が立ちならぶこの雰囲気
いかにもタイにきた気分になります
店を横目に歩くことしばし、チャオプラヤ川に出ました
ついさっきまではセーヌ川だったのに
世界って意外と狭い
何か食べたいというカブちゃんのリクエストもあり、こちらの店で食べてみることに
お店の人がお勧めというスープ
鶏肉と大根のあっさりとした塩味のスープで、日本人の口に合わない訳はない
これがおいしかったので、もう少し何か食べてみることにし、カレーを注文
少し辛めの汁っぽいカレー
これもおいしかったです
最も意外だったのは、カブちゃんがこういう場所でご飯を食べることができる、ということ
決してきれいとは言えないような、川沿いの地元の人達向けの店ですので
これは新しい発見でした・・・
時刻は8時半を過ぎ、ようやくワット・ポーも開く時間
さっそく向かいました
いきなりですが、涅槃仏
とにかく、長い
この寺院にはネコも多かった
みんな華奢でかわいらしい
ワット・ポーに来た理由の一つには、マッサージがあります
ワット・ポーは、素晴らしい涅槃仏があるというだけではなく、タイ古式マッサージの総本山としての一面もあります
とにかく値段は安い
タイ・マッサージとフット・マッサージの2種類が、それぞれ30分と1時間のコースに分かれています
あまり時間がなかったせいもあり、タイ・マッサージの30分コースでお願いしました
僕はこれ、12~13年ぶりの2回目です
こちらが施術場
ヨーロッパ旅行の疲れをタイでのマッサージで癒す
これはクセになるかもしれません・・・
マッサージが終わると飲み物がサービスされます
よく見ると、フワフワと浮遊物があるのですが、、、有効成分?
あまり細かいことは気にせず、ほとんんど味の無いこの飲み物を飲み干す
何だかとても気持ちが良さそう
ワット・ポーを後にし、エアポート・レイル・リンクの駅にわりと近いプラティナム・ファッションモールに向かいます
ここにはフード・コートがあらしいので、ここで昼ご飯を食べるのが目的
ワット・ポーを出るとまたトゥクトゥクの運転手が待ち構えていて声をかけてきます
値段を聞いたらやはりとんでもない額を言ってくるので、今回も無視して大通りに出る
「どこに行くんだ、大宮はこっちだぞ」
という運転手やらの声も聞き流し、今度はエアコンの効いたタクシーを捕まえ、値段を交渉し、乗り込みました
プラティナム・ファッションモ-ル周辺はだいぶ街らしい景色が広がっていました
日本のファッションビルとあまり変わらないです
ラーメンを食べようと、注文し、現金を手にして待っていると、店員の女の子が
「現金は使えないので、あそこでクーポンを買ってきなさい」
よく分からないまま言われた場所に出かけ、見よう見まねでクーポン購入
ようやくありつけたラーメン
カブちゃんはパット・タイ
急にカブちゃんが「飲みたい」と言い出した黒タピオカ入りミルクティー
「マンキー・シェイク」って書いてある
冷たくてサッパリしていて、おいしかったです
飛行機の時間が迫ってきたので、急いで駅に向かいます
しかし、暑い・・・
でも乗り遅れたら大変なので、頑張って歩く
汗だくでエアポート・レイル・リンクの駅に到着
新しいせいか、とてもきれいです
少し気になったのは、警察のような、あるいは警備員のような人が必ず配置されていたこと
電車が近付くと「ピピピッ!」と力強く笛を吹いて、客が線路に近づきすぎないよう警告します
やってきた電車に乗り込み、スワンナプーム空港の搭乗ゲートに向かう
この旅最後の目的地、羽田に向けて出発しました
おしまい
人気ブログランキングに登録してみました
もしよろしければポチッとお願いします!