本郷の春日通り沿いにあるコーヒーと手作りケーキの店です
TIES
湯島天神の梅を見るついでに、以前からカブちゃんが行きたいと言っていたカフェにようやく出かけてみました
いつも通る道沿いにあるのですが、間口は狭めで外から中はうかがい知れない
よく見ないとカフェと気づかないかもしれません
入口を入ったすぐのところではケーキやクッキーなどを販売しています
その奥がカフェスペースになっている
カウンター席にテーブルが2つ
向かって右側が厨房になっています
店のHPによれば、コーヒー豆は数年熟成させたものを使用しているとのこと
これによってタンニンの渋みが消えて、酸味や荒さが取れ、味わいが深くなるのだそう
コーヒー豆を熟成させるって初めて聞きました
このコーヒーは不思議と後味がずっと続きます
ワインで言えば”余韻が長い”という表現になるのだと思いますが、なんだろう、この感覚
今まで飲んだコーヒーには余韻など感じたことがないのですが・・・
大振りにカットされ、リンゴ本来の甘さが活かされたタルト
絶妙なカラメルの苦みがより甘さを引き立てる
これにはカブちゃんも「おいしい」を連発
カブちゃんのツボにはまったようです
よく見ると奥には小さな部屋のようなスペースも
小さな子供連れの若い夫婦がここに案内されていました
店は3人で切り盛りされていました
注文を受けてからグラインダーに豆を入れ、銀色の大振りなビーカーのような容器をセットし、そこに粉を落としていきます
挽かれた豆の粉を集めるとき、マスターが「コンコンコンッ!」と大きな音を立てて挽かれた豆の入った容器を作業台に打ち付けます
容器内に細かく飛び散ったコーヒー豆を一か所に集める作業なのだと思いますが、最初はこの音が店の雰囲気にそぐわないほど大きくて、少々驚きました
しかしキビキビと働く仕事ぶりは見ていて気持ちが良いし、コーヒーはものすごく丁寧に淹れていました
この店で気に入ったのは、その照明の暗さ加減
キャノンのS100で撮った写真はかなり明るく写るので少しわかりにくいかもしれませんが、店内はけっこう暗めです
雰囲気が出ると思うので、僕は”照明落としめ”な感じの店がけっこう好きです
それと長いカウンター席
アヒルストア、ワインバーame、そしてTIES
これら3つの店に共通するのは、入口を入ると奥に長く、入口から店の奥に向かって右側に厨房がある、という点
どれも「店づくりが好きだなあ」と思ったのですが、これら3つの店の共通点が発見できました
・ 照明暗め
・ 入口狭めで奥に長め
・ 長いカウンター席
これ以外には音楽ですね
TIESはなんだか「ビフォーアフター」のバックに流れるあのピアノの音楽(といって分かりますかね)のような曲が流れていました
どちらかというと、こういう店にはオーガニックでアコースティックな音楽の方が似合うような気がします
ただの好みの問題かもしれませんが・・・
いずれにしても、本郷三丁目にまた良い店を見つけてしまいました
まさに灯台(東大)下暗し・・・(!)
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