出町の枡形商店街からわきにそれたすぐ先にある、和食の名店
14年の年末、12月28日に訪れました
西角
〒602-0823 京都市上京区出町桝形
075-241-1571
カウンター、テーブル、座敷のいずれかの席を選べたのですが、僕たちは初めての”座敷”を選択
何とも贅沢なことに、4人以上は入れようかという部屋をカブちゃんと2名で使わせていただきました
飲み物に僕たちがリストから選んだのは、甲州ブドウを使用した白ワインの”アルガブランカ・クラレーザ”
勝沼醸造の手掛けるワインであり、ワイン・ジャーナリストの山本昭彦氏もその著書「おつまみワイン100本勝負」の中で味噌や醤油に合う和のワインとして紹介されています
甲州ワインはいろいろ飲んできたつもりでしたが、アルガブランカを飲むのはこれが初めて
結論としては、甲州ワインの中でも非常によくできたワインだという印象を持ちました
柔らかくて主張が強くなく、それでいてトロリとするような味わいがしっかりとあり、様々な和の料理の味わいを受け止めてくれる気がしました
付き出し
お造り
お造りに出たエビの頭をカラッと揚げたもの
おまかせ①
ここで僕は日本酒を投入
飛露喜の特別純米
おまかせ②
季節の蒸し物
甘鯛
僕は唐揚げを、カブちゃんは塩焼きをオーダー
塩焼きにされた甘鯛のせつなげな表情がまた何とも・・
ここでまた僕は追加で滋賀県の”松の司”という銘柄の純米吟醸を注文しました
とてもおいしかった
デザートはわらび餅
「何故こんなところに?」と思うような場所で、しかも比較手の届きやすい価格で良質な料理の数々を提供してくれる西角
一品ずつが手抜きなく、それでいて手を加えすぎることもなく、素材の良さをきちんと活かしながら調理されています
そんな料理は味付けも京都らしく奥ゆかしくて優しく、したがってとても食べやすく、体の中にスッと入ってくる
祇園四条など繁華街に行けばこうした和食のお店はあまた見つけられると思いますが、立地を値段が高くなってしまうかも知れませんし、人が多すぎて落ち着かないかもしれない
それに比べれば、西角のある出町周辺は観光客の数もそれほど多いわけではないし、西角はゆっくりと京都の料理を楽しむにベストな店の一つと言えるかもしれません
季節が変わるごとに訪れてみたい店の一つです
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