Le Clos du Caillou COTES du RHONE Bouguet des Garrigues 2010
2014年にアヴィニヨンへ旅をしました(こちらご参照下さい)。この時に立ち寄ったのがクロ・ド・カイユで、山本昭彦さんのワインレポートでも取り上げられていて興味を持ったワイナリーです
ワイナリー訪問の詳細は当時の記事を読んで頂ければと思いますが、旅の最後にパリのボンマルシェで買ってきたのがこのワインです
アルコールは14.5度
ミルクのようなまろやかな発酵の香り、湿った森の土と枯れた倒木、ハーブや丁子、それにコーヒーの香りなど様々な香りが混ざり合う。シルキーなタンニンで舌触りは滑らか。果実の甘みを感じるものの、適度な酸があり甘さに流れないバランスを保っている。しばらく時間を置くと獣のような、あるいはなめし皮のようなニュアンスも出てきました
山本昭彦さんがワインレポートで紹介されているのは2000年のヴィンテージ。これでも飲み頃を迎えるにはあとまだ5年はかかると書いてあります。確かに、この2010年についても抜栓したてのころはサントリー塩尻メルロに通じるような薄い膜のかかったかのような硬さを感じました。2日目には硬さもほどけてきましたが・・
久しぶりにローヌを家で開けてみたけれど、やはりいいですね。とても好きな感じのワインです
それから、会費制になってしまってからワインレポートを見ることはなくなってしまったのですが、今回の記事を書くにあたりあらためて読み返してみるともともと新聞社の記者だけあってやはり文章が秀逸。読んでいるだけでワインが飲みたくなってきてしまいます・・
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