La Vie Pinot Noir 2016 Domeniile Sahateni
東京駅八重洲のはせがわ酒店の店頭で「リアルワインガイド」の旨安ワイン大賞を取ったワインを並べていました
この中から表紙のワインにもなったルーマニアのピノ・ノワールを購入してみました
価格は約1200円
アルコールは13度
ピノ・ノワールらしく淡い色調で、ややオレンジがかった透明感のある色合い
プラムやブラックチェリーのような陽性の華やかな香り
若くさっぱりとしているもののピノ・ノワールらしい薄味のダシのような滋味深い味わいが感じられ、タンニンは繊細で優しい印象
やや梗のような苦味は雑味のようにも感じられてしまいますが、それがこのワインに複雑さと立体的な表情を与えているようでもあります
おいしいピノ・ノワールというものはブルゴーニュやカリフォルニアやオレゴンなど、基本的には値段の高い部類のワインだというイメージがあって普段はほとんど飲まないので、、果たしてこのワインが十分に旨安に値するのか正直判別がつきませんでした
同じ値段のクラスのワインであっても普段はピノ・ノワール以外の赤ワインを飲んでいたならば、それらと比較するとともすればこのワインはパンチの弱い、印象の弱いワインということになってしまうのではないだろうか
反対に日常的にブルゴーニュを飲んでいる舌からすれば、たった1000円ちょっとでそれらしい味わいがしていることで評価が上がってくるのかも知れません
自分が持っているパレットとアプローチ次第で、なかなか判断が難しいという気がする
個人的にはどうしようもないほどに次々にグラスに注いで飲みたくなるといった種類のワインではなかったのですが、しかしリアルワインガイドの表紙にもなるほどのワインだという意味では飲み手としてまだまだなのかなぁ、という反省をしてしまうワインとなりました
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