アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

RICCA 雪の系譜 シャルドネ 2017 <北海道>





落ち着いた色調のレモンイエロー

レモンなど黄色い柑橘系果実の香りやハーブなど。時間が経過するとすりおろしリンゴや不思議と醤油のような香ばしいニュアンスも感じられる

青リンゴのように爽やかでキリっとシャープな酸がまず最初に印象的で、厚みのあるワインではなく質感はクリア。炭酸カルシウムを含む、アンモナイトで有名な三笠の土壌由来のミネラルも感じられる。飲み進めていくうちに塩っぽさ全開のワインになってきた。これは酸なのだろうか、それとも本当に塩の味がしているのだろうか。目をつむって飲めば飲むほど、ほとんど塩を舐めているかのような感じにもなってくる。しかしブドウに塩が入っているはずがない。たまにこういうワインに出会うことがあるが、カキに合わせたら間違いなく合うんじゃないかという気がする。軽くレモンを振った生ガキでもいいし、カキフライでもいい。抜群に合うと思う。アンモナイトが埋まる土地のワインを飲みながらカキを食す。なんともよいではないか




このワインは19年5月に訪れた北海道でワイナリーまで足を延ばし直接購入してきたもの(その時の記事はこちら)。生産本数はわずか551本でワイナリーのショップのみでの販売ということだからかなり希少性のあるワイン




ところでこの「雪の系譜」シリーズ、ワイナリーのホームページに紹介記事があったので引用しておきたい

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岩見沢にある宝水ワイナリーの自社農園で収穫されたブドウを100%使用したワイン。スタンダードのRICCAよ りも収穫時期を遅らせることや、特別な醸造法を用いるなど、丹念に醸造された宝水ワイナリーのプレミアムシリーズです。
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引用終わり




ワイン:RICCA 雪の系譜 シャルドネ
ワイナリー:宝水ワイナリー
ヴィンテージ:2017年
アルコール:11.0度
購入先:宝水ワイナリー
価格:3500円(税込)