淡いレモンイエロー
ライムやダイダイのような華やかな柑橘系果実やピールの香り。白い花などフローラルなトーンも感じられる
アカシアのハチミツ、アニスやリコリスのようなエキゾチックなニュアンス。さっぱりとした味わいの中にもミネラルと果実味が感じられる。アタックがそれほど強くなくて、柔らかでしなやかなテクスチャーを持つミディアムボディのワインだから日本の食事にも合わせやすそうな気がする
あらためて地図を見てみるとジョージアは東西に長く、国土の西側は黒海に面し、東側はロシアとアゼルバイジャンを間に挟んでカスピ海が位置している。南西部分ではトルコにも面しているのでジョージアはヨーロッパとアジアのちょうど中間にあるといってもよさそうだ。長くソビエト連邦の一部であったが1991年に独立したという。また、スターリンの出身地でもあるようだ
このワインはそのジョージアの東部、ちょうど首都ティビリシの東に位置するカヘティ地方で作られたもの。原料となるのは「ムツヴァネ」という白ブドウ品種だが、調べてみると”ムツヴァネ”にはジョージアの言葉で「緑の」という意味があるようだ。果皮は薄くタンニンは控えめの高貴品種に分類されるらしい
ワイン:ムツヴァネ
ワイナリー:ミルディアーニ
ヴィンテージ:2016年
アルコール:12.5度
インポーター:リクレインサポート
購入先:東京大丸
価格:2933円(税込)