濃いめのオレンジで少しの濁りあり
果実のみならず梗や果皮のタンニンのような渋みも含んだ香り
搾ったリンゴ果汁そのままを飲んでいるかのように甘くジューシー。しっかりとした味わいだが後味はキレがよくさっぱりとしている。カルヴァドスを使用していためか、ただのシードルに比べると単調ではない深みのようなものもあるような気がしてくる。シードルの魅力はなんといってもその甘さと、そのすぐ後にやってくるサッパリとした収れん味による爽やかさだろう。そして低アルコールなのもいい
もともとシードル好きな我々だが、とくにカブちゃんはこのシードルを気に入ったようだ。スルスルと飲めるし値段も安い
「また買ってみたいね」
日々いろいろなワインを飲んでいてもそんな話が出てくるワインは実はそう多くはないものだ（もっとも、これはシードルだが）
なおこのシードルは１９年１０月に大丸のワインフェアで２本購入したものの残りの１本だが（以前の記事はこちらご参照方）、いくらネットで調べてもこのシードルの詳細情報が出てこない。いや、インポーターである「アレグレス」のサイトを見ればもちろんこのシードルは載っているのだが、造っている酒造元の情報がぜんぜん見当たらないのだ。ノルマンディーで製造しているのかとも思ったのだがサイトでは「ノルマンディー産リンゴ一番搾り果汁使用」と書かれている。もしかしたら果汁かシードルだけ輸入してボトリングは日本で行っているのかも知れないが、詳しいことはよく判らない
もし原産しているノルマンディー（？）の酒蔵の情報などを持っている方がいたら教えて頂ければこれ幸いである
ワイン：ラシャス カルヴァドス シードル
ワイナリー：不明
ヴィンテージ：不明
アルコール：７．５度
インポーター：アレグレス
購入先：東京大丸
価格：１３４８円（税込）
