樽八で軽く食事をした後に歩いて向かったのがこのたこ焼きのお店
カブちゃんによればその昔にココのたこ焼きを食べた記憶があるらしいのだが、それがどんなたこ焼きかははっきり覚えていないらしい。にもかかわらず、かなり独特なでとにかくおいしいたこ焼きだったという記憶はしっかり残っているらしい
京都に来る少し前から「おいしいたこ焼き食べたい」を繰り返す日々が続いていた粉モノ文化圏育ちのカブちゃんだが、さて、ようやくありついたたこ焼きはどんなたこ焼きなんだろうか
夜の時間にもかかわらず粉の塊であるところのたこ焼きを僕とカブちゃんと一舟ずつ注文するという暴挙。少し酔っていた勢いもあったように思う。そして出てきたのがこのたこ焼き
硬めの皮の部分と中身の柔らかによるコントラストがもたらす食感がとてもユニークだ。こんなたこ焼き食べたことない。よく見ると分かると思うが2つのたこ焼きがくっついたような形になっていて、真ん中のところを箸で割るとコロリと2つのたこ焼きに分裂する
ボリュームももさることながら中身のタコもしっかりと大きめ。紅ショウガは少なめで酸味のある独特な濃厚なソースが旨い。この酸味のあるソースというのがポイントだと思うのだが、濃厚だが酸味があるためくどさがそれほど感じられずに最後まで飽きさせないあと引くおいしさだ
僕たちはカウンターに着席し店内で頂いたのだが、夜の時間にもかかわらず次々とお客さんがやって来ては持ち帰りのたこ焼きを買って帰るシーンを見かけた。だいたい一組を10分くらいでさばいていたと思う。この辺りではとても人気のあるたこ焼きなんだろうなということが見ていて分かったような気がする
そんなことを思い出しながら夜の時間にこの記事を書いているうちに、また無性にあの皮のしっかりとして酸味の効いた濃厚ソースの個性的なたこ焼きが食べたくなってきてしまった
075-791-5205