防疫タクシーで運ばれてきた防疫ホテル。ここでタクシー代金の支払いを行う。運転手さんが何かを言いながら紙と鉛筆を渡そうとしている。しかし言っている意味が分からない。渡航して初めて中国語(台湾語か?)を話す人と対峙することになった
ようやく理解したのは、示された紙にサインをすることだった。2枚の紙にサインした。それが何のための書類だったのかよく分からないのだが。料金は160元。日本円で600円くらいだろうか。松山空港は市中心部の北側に隣接しており非常にアクセスが良い。そういえばレシートをもらうのを忘れていたな
到着したのはホテルの裏口か勝手口だろうか。通常お客が来る受付カウンターには通してくれなかった。ここで靴にシューズカバーをつけてホテルに入る
建物に入るとエレベーターで上がるように指示されるが既にフロアのボタンは押してあった(客に触らせないためか)。「部屋の扉は開けてあります」と言われた通り、指定されたフロアに到着するとすぐに自分の部屋が分かった。分かりやすさよりも、むしろ感染リスクのある人間に外側のドアノブを触らせないことを期待して開けていたのかも知れない
いずれにしても感染対策がかなり徹底している印象だった
体温計とカトラリーは退去時に持参して持ち帰るようホテル側から連絡があった。実際、防疫ホテルを出ても自主健康管理期間が7日間続き、その間は毎日体温を測る必要がある
ゴミ出しは毎日夜19時半~20時の間に同じように部屋の前に出しておけばよい仕組みになっていた
暇なので窓の外の道路を観察していると不思議なことに気がついた。片側4車線の真ん中が緑地帯や分離帯で2車線ずつに分かれているのだが、その分離帯が切れている交差点のとこ車線変更をする車が多いのだ。その連続写真が下の写真である。左から右に時間が経過している
黒い乗用車と黄色いタクシーの2台が立て続けに車線変更をしているのが分かると思う。なぜこのような車線変更をするのか?いやその前に、そもそもなぜわざわざ分離帯を設けて4車線を2車線ずつに分けているのか?
Googleマップでこの道の先を調べてみるとやはりずっと2車線に分離されたままだった。分離するメリットは何なのだろう。分離してしまったせいで、結果的に交差点上で車線変更をする車が多くなっている。その方が危険ではないのだろうか――
その理由は分からずじまいでなんだかモヤモヤしたままだが、そういうもんだと思って気にしないことにした
とにかく快適なホテルだったし自分が泊まった部屋はとても広かった。また南西角部屋で窓が2面あったことでホテルから見て西と南と2種類の景色を楽しむことができた。それとホテルスタフが送ってくるLINEにはイラストなどが使われていて、しかもそれが毎日変わったりして楽しめる。スタンプも使ったり、かなりカジュアルで可愛らしい
このホテルはお勧めできると思うので以下に記しておこうと思う
No. 139, Section 2, Zhongshan N Rd, Zhongshan District, Taipei City, 10491