アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

風雲児 @八重洲東京ラーメン横丁

 

 

久しぶりにつけ麺でも食べようかと思い東京の街をさ迷い歩いた。はじめ、神田のつじ田へ行って見たら一杯が1千円を越えている。こんなに値段高かったっけ?、つけ麺に1千円出すのはちょっと、、と思ってスルーをし、別の店を探そうと思うもなかなかつけ麺やというものの数が限られている

この日は神田から丸の内方面を歩いていたせいもあるのか、そもそも店が少ない。大手町から丸の内界隈にかけて六厘舎系列の舎鈴などもいくつかあるようだがお盆だったせいだろうか、店まで行くと閉店しているといった具合だ

口の中がどうしてもつけ麺になってしまっているので探してさ迷い歩いたあげく、結局、八重洲まで来てこの店を発見。結局値段は1千円を超えてしまい、だったら初めからつじ田で食べておけばよかったんじゃないかと反省した。最近のいわゆる物価高のせいもあるのだろうか。もっとも、東京駅という場所のせいということもあるのだろうが

 

カウンターに置かれたつけ汁の器が熱すぎて思わず「熱っ!」と声に出してしまったら優しい店員さんがテーブルまで下ろしてくれた。猫舌という言葉があるが僕の場合は猫手というのだろうか、指先の皮が薄いのか、熱いものが持てない

そしてようやく久しぶりに魚介系つけ麺を頂いた。思ったのは、随分と味が濃いな、ということだった。台湾へ来て以来このような濃い味付けから遠ざかっていたような気がする。塩辛さというか、水をたくさん飲みたくなるような濃さだった。日本食の食材は体にいいものが多いが味付けは塩分が強いという話を聞いたこともある。そのせいで日本人には胃がんが多いという話も聞く。日本にいる間は食べ物の塩辛さというものが気にならなかったが、外に出てみて気づかされることもあるようだ

 

風雲児

東京都中央区八重洲2-1八重洲地下街北1号

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