世の中がお盆休みに突入した最初の土曜日、内神田の名店「珈琲専門店エース」に行ってきました
東京都千代田区内神田3-10-6
03-3256-3941
家から歩いて約1時間で到着。外観は何てこともない普通の喫茶店ですが、とりわけこのお店を有名にしているのが名物「のりトースト」。カブちゃんが”最後の晩餐にしてもいい”というくらい気に入ってしまったのりトーストはこちら
のり弁当から連想して発案されたというこののりトースト、1人前がなんと140円。通常のトーストを注文するよりも安いです
食パン4枚を使用。のり、醤油、バターしか使ってないようですが、塩加減とバターのまろやかさ、のりの風味がうまくマッチングしています。焼き加減もちょうど良い
シンプルなレシピでありながら、なかなか家で再現するのは難しいようです
のりトーストと一緒に頼んだのはロイヤルブレンドとゴールデンキャメル
ロイヤルブレンド。コクがありおいしい
ゴールデンキャメル。少し酸味が感じられ、香りも良い
コーヒーの種類は多く、「世界の味」としてこんなに多くのメニューをそろえていますが、これ以外にもメニューがありました
店内の様子はさすがに歴史がありレトロな雰囲気
なぜだか落ち着けます。写真に見える通り席との間に仕切りが入っているせいかもしれません。結構ポイントだったのが空調のほど良さ加減。寒すぎず、湿度もちょうどよくコントロールされていました。居心地が良い
それから興味深かったのが、メニューなどに書かれた手書き風で味のある独特な書体。何とも見やすくてプロの仕事かと思いつつも、大きな白い文字については何度も塗りなおしたような重ね塗りの跡が見えます。精算時にご主人に聞いてみたところ、なんとお兄さんが自分で書いたものなのだそうです
こういうメニューの文字も。もちろん先ほどの「世界の味」も手書き
こういう看板も手作りということのようです
こちらのエースは元はお父さんとご兄弟の3人でスタートしたそうですが、現在はご兄弟で経営されているようです。今回訪問した時には弟さんだけが店内にいらっしゃったということになるようです
そしてこの弟さんの雰囲気がなかなか良い。キビキビと働いてらっしゃり、手が空くとカウンターに座り、隣のお客さんと談笑したりしていました
写真を撮っても良いかと聞いても快諾してくれ、先の手書き文字のことについても詳しく教えてくれました。最後は店外に出てきて、店の外壁に掲げられたメニューの手書きもすべて兄が書いたものだとも教えてくれました
きっとまた再訪する喫茶店だと思います
珈琲専門店エースを後にし、その後日本橋まで移動しました
COREDO室町では「にんべん」による噂のだし場(DASHI BAR)で出汁を飲んでみました
1杯100円。出汁だけではあまり味がありませんが、自分で塩や醤油で味付けすると旨くなります
また「箔座日本橋」には”黄金の天空”という、カマクラの内側の一面に金箔が貼られているようなものがあり、中に入って写真を撮ってみました
黄金の輝き
この辺りには各県のアンテナショップも多い
要らぬ情報かも知れませんが、、せんとくんが奈良県の職員だということも初めて知りました
日本橋は現在再開発に力を入れているようで、何となく活気が伝わってくる気がします。アクセスがしにくいという点で銀座などに比べると損をしているような気がしますが、これからまた少しずつ変わっていくのでしょうね
無料巡回バスなども走っており、日本橋から東京駅まではこのバスを利用して向かいました
この日も非常に暑い日になりましたが、東京の新旧の側面が垣間見れた充実した1日となりました
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