アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

2011年 イタリア&フランス旅行 ③

旅行3日目の9/5(月)はいよいよヴェネチアを離れてミラノまで向かい、そのままフランスのアヌシーまでの長旅です

ミラノに昔来たことがあるカブちゃんの助言によりあまり滞在時間を取りませんでした

この日の朝はあまり天気が良くなかったのですが、ミラノが近付くにつれてだんだんと晴れ間がのぞくようになってきて一安心



ミラノに到着し、取りあえず地下鉄で中心部に向かい、ドゥオモを見学




白い壁面が美しく、カブちゃんのお気に入りの建物

ドゥオモのすぐ隣のガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のアーケードに移動



巨大なアーケードが200メートルくらい(?そんなに長くない)続いています



天井を見上げるとこんな感じ



この日はフランスのアヌシーまで行く予定だけど到着が夜の22時ころ。晩御飯も車中で食べることになるのが分かっていたので、日本で事前に調べておいた包みピザの店「ルイーニ」で食べ物を調達することにしていました

相当な人気店のようで、ひっきりなしにお客さんが店の中に入っていきます


みんな買ったばかりのパニーノを店の前の道路に座って食べています


僕たちは3つ買ったので、そのうちの一つをイタリア人の真似をして路肩に腰かけて食べました

写真がうまく取れなかったので掲載はしませんが、、感覚的には日本のカレーパンのようでした。値段は2.5ユーロ前後と手ごろなので、おやつにもちょうどよいのだと思います

ちなみにこれが店内のディスプレイ


写真を撮ったら店員さんから「ダメッ!」という感じで怒られた。それでも掲載してしまいましたが、、、


この後は僕にとってのミラノ訪問の目的の一つであるワインショップ「n'ombra de vin(ノンブラ・デ・ヴィン)」へ向かいました

道中、ブランド街のモンテナポレオーネ通りを抜けていきますが、お洒落なイタリア・マダムが闊歩していました

それ以外に多く見かけたのが中国人。経済成長真っ最中にある国の勢いを感じます。バブリーな時代の日本人のようなものですね

それとフィアットは良く見かけました。当り前ですが、イタリアの街によく馴染んでいました


そしてようやくノンブラ・デ・ヴィンに到着

N’Onmbra de Vin
住所 Via San Marco 2
電話 39 02 6599650

このお店ではワインを日本に送ることも考えていて、店員さんに送料を聞いたら何と12本で3万円。そんなものなのかな?

良く分からないけれど諦めて、、、赤白1本ずつ購入し、ハンドキャリーで日本に持ち帰ることにしました

ここで買ったワインはまた別途このブログで紹介できればと思いますが、買ったワインの基準は「日本で売っていない(であろう)ワインであること」

店員さんにお願いして紹介してもらったものをそのまま買いました。重かったですが、楽しみです

こちらのお店、入るとすぐにカウンターがありました


カウンターに向かって右側に地下に降りる階段があり、この階段を下るとそこがワイン売り場になっていました

店員さんに今度は(!)許可を取り、店内の撮影

これだけの数のワインの中から2本を選ぶのは難しいし、店員さんにお勧めを聞いて良かった

店に着いた時には昼を過ぎていたし、ランチも取らなくてはいけない。ただミラノは油断してきちんとレストランを調べていなかったので、ついでにノンブラ・デ・ヴィンの店員さんに近くのレストランを紹介してもらい、そこに行ってみることにしました

レストランの外観。通りの角にあります


カーテンが引かれていて、最初は「閉まっているのかな?」と思ったのですが、写真中央においてある譜面台のようなものにはメニューのようなものが書かれています


中の様子を恐るおそる窺うと、どうやら営業していそうだということで、扉を開けようとしていたら後ろからイタリア人がやってきました

カブちゃんが焦って扉を押そうとしたら「引くんだよ」のような感じでイタリア人が言う

今思えば店に入る段階からペースが狂っていました

このレストラン、凄かったのです

何がすごかったかと言うと、席についているイタリア人(主に男性)は全員スーツをビシッと着こなし、日焼けをし、ワイシャツの胸のボタンは若干開き気味、とにかく雑誌の中から飛び出してきたような人たちばかりだったのです

僕たちといえばジーンズにラフなシャツという格好で、全く他の客から”浮いて”しまっていたのです

彼らの姿は映画の一場面か、そうでなければ僕たちの動揺っぷりをどこかのカメラで撮影しているのではないかとすら思いました。つまり「ドッキり」なのではないかと

スーツとはこの人たちのためだけに存在しているのではないかと思うくらい、日本人の着こなしとは異次元の世界でした・・・

そんな動揺が写真にも表れています。写真を取るのがはばかられる状況だったため、慌てて撮影したのでボケボケになってしまいました

頼んだのはランチメニュー

僕のパスタと


カブちゃんのパスタ

僕たち二人ともそれぞれにこのパスタを絶賛しました。コシのあるゆで加減に、トマトの味がしっかり効いていてとにかく旨かった

そして僕のメインと


カブちゃんのメイン


量が多くてカブちゃんは残してしまいました。僕の方は完食したけれど、量が多くて若干味わいも単調で最後の方は少々厳しかった

もう少し量が少なければもっとおいしかったのに

こちらのレストランの名前は「ヴェルディ

もし機会があれば訪れてみてもらえたらと思います。とにかく味はおいしく、店員さんもとても親切でした


時間もないので先に進みます。スフォルツェスコ城に向かいます

フィオーリキアリ通りは路面が面白い

丸石がボコボコしています

確か台湾の公園に同じようなものがあったような。裸足でその上を歩くと健康になるやつ

さすがに裸足では歩きませんでしたが

とにかく時間がなくなってきたので、この城も通り抜けるだけ・・・



せっかくミラノに来てこんな雑な回り方で良いのかな、、と思いつつ、地下鉄の駅を降りて行きました


ミラノ中央駅からアヌシーまで、これからいよいよ長い距離の鉄道に乗ります


アヌシーはスイスのレマン湖の目と鼻の先。高地に位置しているので移動していくうちに景色が山の景色になっていきます

最初のうちはこのような風景


それがだんだんとこんな景色になっていきます


シャンベリーで乗換えがあります。路線図を持ってこなかったので乗り過ごすのが怖かった。車両に掲げてあった路線図をカメラで撮影し、駅を確認

こうしてみるとブルゴーニュのマコンも近いですね・・・

シャンベリーで乗換した時はまだうっすらと明るかった


アヌシーに到着する頃にはもう真っ暗になっていました



今日はここまで。長旅で疲れました

夜のアヌシーの気温はイタリアに比べてグッと下がっていて、しかも湿度が低くて気持ちが良かった


翌日は終日アヌシー観光に充てます



この旅行の他の日の記事はこちら
2011年 イタリア&フランス旅行 ①
2011年 イタリア&フランス旅行 ②
2011年 イタリア&フランス旅行 ④
2011年 イタリア&フランス旅行 ⑤
2011年 イタリア&フランス旅行 ⑥
2011年 イタリア&フランス旅行 ⑦
2011年 イタリア&フランス旅行 ⑧
2011年 イタリア&フランス旅行 ⑨
2011年 イタリア&フランス旅行 ⑩


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