4日目の9/6(火)、アヌシー観光の続きです
アヌシーのランチはクレープ&ガレットにしました
運河沿いの店の中から適当に選んで店内へ
カブちゃんがクレープ(アーモンド&メープル)、僕は写真奥のガレット(シンプルなコンプレット)を注文。そして外せないシードル
ガレットにシードルを合わせるというのは目白のモンサンミッシェルで初めて知ったのですが、何ともこの組み合わせがよいのです
こちらのお店の並びには、NHK「世界ふれあい街歩き」の中でも登場した藤の蔦が絡みつく住宅がありました
番組の中では、この住宅の最上階から女性がこちらを見下ろしていて、話しかけると下まで降りてきてくれ、そして取材班を家の中まで案内してくれたのでした
ベランダには机と椅子が並べられ、いつもご飯はそのベランダで食べているとのこと
今日もあのアヌシーの美しい街の景色を眺めながら、こちらのマダムは食事をしているのかもしれません
騒がしいので何かと思ったら、どうやら火事のようです
この写真をみても分かると思うのだけれど、アヌシーの家の造りはこのように歩道の上に覆いかぶさるようにして家が建っています。あるいは家の1階が歩道になっていると言ってもいいのかもしれません
僕の勝手な予想ですが、きっと冬には雪がたくさん降るため、雪が積もっても外出して歩けるように雪よけの意味も込めてこのような造りになっているのではないでしょうか
日本でも雪国に見られるような工夫が、ここフランスでも同じようになされているのではないかなと思いながら道歩きを続けました
この写真だけ見たらヴェニスと違いが分からない
山もすぐそこに
この日はとても天気が良かった。買い物客や観光客もとても多かった
旧市街辺りには店が多くて、普通のフランスの街とそう変わらない雰囲気です
逆にその方があまり田舎すぎず、生活しやすさにつながっているような気もします
モノプリ(MONOPRIX)もあり、ワイン売り場をチェック
なんとヴィエイユ・フェルムがたった4ユーロそこそこで売っていました・・・
やっぱりフランスはいいなあーー
今回の旅行では、パリでもどこでもモノプリに入ればこのヴィエイユ・フェルムが特売品のように目立つ所に売られていました
湖を離れて城の方に向かっていきました
坂の途中で大騒ぎをしている地元(?)の悪がき(女の子!酒飲んでないよね??)に絡まれるも、適当にあしらいながらようやく城の正面に到着
もともと中を観るつもりもなかったのですが、、もう閉まっていました
下り坂を下から見上げる。子供たちやお母さんがこの坂を登っていきます。山手の方には住居が多いのかもしれません
坂を下ればまたすぐに運河沿いの街中に戻ります
家の壁面に当たる太陽の光も夕方のそれにだんだんと近づいてきました
最後にもう一度愛の橋を見ておこうということでまた戻ってきました
この辺りの公園では散歩やジョギングをしたり、ローラースケートしたり、子供たちが愛の橋の階段を使って引率の大人の指示に従って運動をしていたりと、思い思いに時間を過ごしている人が多かった
スカイライン。太陽の光の力が弱まり、そして空の色は少しずつ夜の世界に塗られていく
ディナーには、日本で事前に調べていたレストランの中から1つを選択
Restaurant Chez Mamie Rise
住所 11、rue Grenette 74000 ANNECY
電話 04 50 45 41 18
地元のワインが飲みたいので店員さんに紹介してもらったハーフボトルを注文
サヴォワ地方のワイン。ぶどう品種はガメイです。ボージョレ地方もそんなにここからは遠くない
写真が暗くて恐縮です
僕の前菜、ハムとサラミのサラダ
カブちゃんはチーズ、マッシュルーム、ベビーリーフやクルトンが入ったアヌシーサラダ
いかにもサヴォワ地方といった感じのチーズと鶏肉を使った料理
実は僕たちのテーブルには間違ってこのチーズ料理が前菜よりも先に出てきました。順番を間違えているだけだったらまだ我慢できるけど、このままデザートにいってしまうと許せないので、クレームしたらすぐに下げて前菜を持ってきました
あらためて後から出てきたこの料理、チーズの縁が先ほどのものよりも焦げているような
もしかしてさっきのやつを温めなおした?
デザートにはフロマージュ・ブランとブルーベリー・ソース
このフロマージュ・ブランは見た目がヨーグルトそっくりで、味もヨーグルトに近いものがあります
初めて食べましたが、レストランでは結構出るようです。スーパーなんかでも売っているのかな
こちらのレストラン、ちょっと、というかかなり料理が出てくるまでに時間がかかります
僕たちはそれほどでもなかったけれど、後から入ってきたテーブルを見ていたらまずメニューを持ってくるのに10分くらいはかかっていた。そして注文を取るまでに30分くらいはかかっていたのではないでしょうか
決して料理がまずい訳ではないので、先ほどの料理の順番もそうだけど、もう少しこの辺りのサービスを向上したらよいのにと思いました
何となく、厨房がうまく回っていない感じがしました
レストランを出てホテルに歩き始めます
やっぱりこうして見るとヴェニスみたい。運河沿いのレストランでは人々がディナーを楽しんでいました
これで見納め、ライトアップされた旧牢獄
こうしてアヌシーの夜が終わっていきました
今回の旅行でアヌシーに来れてよかったと思います
スイスのような(行ったことはないですが・・・)雰囲気を持ったこの街はとにかく美しかった
朝の冷たくて新鮮で気持ちの良い空気
昇りたての太陽に照らされ陽の光の中でピカピカと輝いている街中の全てのものたち
白鳥などの水鳥の楽園
どこまでも遠くまで見通せるかのようなアヌシー湖の透明な水
青い空、緑の山、その中に黄色いハンググライダー
きっとまたいつか再訪したいと思いました
明日はアヌシーを離れ、いよいよ美食の街リヨンに向かいます
この旅行の他の日の記事はこちら
2011年 イタリア&フランス旅行 ①
2011年 イタリア&フランス旅行 ②
2011年 イタリア&フランス旅行 ③
2011年 イタリア&フランス旅行 ④
2011年 イタリア&フランス旅行 ⑥
2011年 イタリア&フランス旅行 ⑦
2011年 イタリア&フランス旅行 ⑧
2011年 イタリア&フランス旅行 ⑨
2011年 イタリア&フランス旅行 ⑩
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