アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

上海家庭料理の店 上海小吃 @歌舞伎町

今週、誕生日を迎えました

気持ちは10代から何も変わっていない(?)と思っていても、間違いなく老いています

それを痛感するのは採用活動で面談する学生と会う時

彼らとの会話に埋められない世代ギャップがあるとか、そいうことではありません

それはトイレに行き、鏡の前に立った時にまざまざと見せつけられます

鏡に映っている顔は間違いなく学生のそれではない

そこにあるのは、卒業からの歳月の経過を確実に削り取られた男の顔・・・



1日1日を大事に生きたいと思います




誕生日祝いに、とカブちゃんが連れて行ってくれたのがこのお店


上海家庭料理の店 上海小吃(シャンハイシャオツー)
東京都新宿区歌舞伎町1-3-10
03-3232-5909
平日18:00 ~ 5:00 日・祝日18:00 ~ 2:00


こちらの店、以前カブちゃんが会社の飲み会を開いて、波紋を呼んだ曰くつきのお店だって(その後も参加者の間で「あれは強烈だった」と話題になるお店だそう)

僕もその話を聞いた後、テレビ番組で紹介されているのを見たことがあります

立地は新宿歌舞伎町のど真ん中

ゴチャゴチャした細い通路沿いにあります


一見で入ろうとはなかなか思えない外観


今回はこちらの離れ(?)の方に案内されました


紹興酒

ハッピーアワーはボトルが半額

熱いのと冷たいのを選べます

何故かカブちゃんは紹興酒が飲めるらしい

日本酒はダメなのに・・・

日本酒よりもクセがあると思うんだけど


豆腐の細切り

麺のような歯ごたえで、ほんのり塩味、旨みもあり

さっぱりとおいしい


蛤の甘辛炒め

貝独特の旨みが溶け込んだスープ(何か酒も入っているような・・・)は、次に紹介する揚げパンにもよく合います

お店の人もこのお料理と揚げパンの組み合わせがお勧めのようで、確かにこのスープにパンを浸して食べるとおいしいです


名物の揚げパン

サクサクに揚がってます

どのテーブルも注文していて、飛ぶように売れていました

断面はこんな感じ

生地には肉まんの皮のような甘みがあり、もっちりとしています


蒸し鶏

小骨が少々気になりますが、この”鶏を丸ごと食べてる感”が中国っぽくていい感じ

鶏の旨みをしっかり味わえます


小龍包

台湾の小龍包に比べると、厚めの皮のもっちり感が特徴的


牛肉とニンニクの芽の炒め物

ハッピーアワーに入店したので、この料理は半額でした

片栗粉を付けて炒めた肉はふんわりとしていて、甘辛い味付けが中華らしい一品






全体的に、どれをとっても味がおいしいというのがビックリでした

こんなにおいしい料理を出すように見えないんだけどな・・・


そして基本的には相席が当たり前

サラリーマン風、ホステス風、学生風、自由業風、、、

いろんな人種がテーブルを囲んで中華を食べている様子は他にあまりない景色です


まさに中国の食堂ってこんな感じなんじゃないか、と思うような破天荒な接客も面白い

お客さんが頼んだ飲み物がなかったら

 「外で自分で買ってきて」


あるいは、どのテーブルの注文か分からなくなって、というか誰が頼んだかほとんんど気にしていない風で、僕たちの隣のカップルの席に何度も

 「これ頼んだ?」

と聞いていました。男性の方が彼女との会話の間に何度も振り向いて

 「頼んでない」

と普通に返しているのが面白かった


そしてこのカップル、「ゲテモノ系頼んでみよう」といって、何かの動物の脳ミソを使った料理を注文していた

彼女の方の「レクター博士みたいだね」という発言をよそに、男性が「これうまい」と言っていた


うまいのか・・・

ちょっと注文するには勇気がいるな




店の場所はちょっと分かりにくいです


この看板が目印になるかもしれない


店の前では人形が出迎えてくれます



料理がおいしいというだけでなく、ちょっとした話題作りにも、この店は訪れてみる価値があるかもしれません



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