先日の勝沼ワイナリー巡りの時に一番最初に訪れた丸藤葡萄酒工業
今回はその丸藤葡萄酒のワイン、ルバイヤートを開けました
僕たちがワインに興味を持ち始めた、その初期の段階で出会ったのがこのルバイヤート
日経新聞の土曜版かなにかで取り上げられていたような記憶があります
実際にワイナリーを訪れたのはもう3、4回目
勝沼を代表するワイナリーだと思うので、勝沼に来たからにはルートから外すわけにはいきません
まずはいつも通りのワイナリー見学をスタート
といっても、許可を頂いてから自分たちで勝手に見てまわります、、、
通路沿いにはいろいろ展示してあります
熟成中のワイン樽かな
フラッシュをたいてしまいましたが、瓶熟中のワインたちもあります
実際には結構暗いです
少し分かりにくいですが、壁には酒石酸が結晶化したものがこびりついて、キラキラと光っていてきれいです
セラーの出口の扉にはステンドグラスがはまっています
冬場のぶどうの木の剪定を意味する”Taille”と書いてあるのが分かりますね
この日はちょうど瓶詰をしているところを見ることができました
2011年のヴィンテージでしょうか
天井の高い醸造所にはステンレスタンクがいくつも並んでいます
試飲はこちらのカウンターで
赤白それぞれを適当に試飲させていただきました
といっても、僕は運転があるのでカブちゃんだけの試飲だった訳ですが・・・
カウンターの隣には商品ラインナップが分かりやすく展示してあります
この中から色と値段をみて適当に試飲させてもらうこともできるので、とても便利だし分かりやすい
ルバイヤートブランドでは甲州シュールリーがフラッグシップじゃないかと思うのですが、残念ながら売り切れになっていました
そういえば、甲州シュールリーを初めて飲んだのは記憶が正しければ2006年のヴィンテージ
ツルッとして硬いミネラル感に溢れるところがとても印象に残っているのですが、それ以降のヴィンテージは何となくダラッとしてタイト感がなく、どうも最初に飲んだ甲州とイメージが異なっています
どうしてあのような違いを感じたのか、今でもよく分かりません
市場にまだ流通していればもう一度2006年を飲んでみたいと思っているのですが、なかなか見つからないんですよね・・・
丸藤葡萄酒工業では値ごろ感のあるものをいくつか購入してきましたが、今回開けたのはそのうちの一つ
ルバイヤート 甲州樽貯蔵 2010
アルコール度数は13度
樽の香りが効いていますが、甲州はどの商品も香りが控えめですね
スッキリとした軽さは他の甲州と同じですが、このワインにはクリ―ミーなまろやかさも同居しているようです
そして先日勝沼で買ってきた甲州の中では、比較的に構成がタイトな印象があります
どの畑を持っているか、あるいはどのブドウ栽培家から買ってくるかはそれぞれのワイナリーで違うと思うのですが、そうはいっても勝沼はそれほど広いぶどう産地ではないような気がします
”ぶどうの丘”から眺めれば、ほぼ勝沼のぶどう産地は一望できる
それでも作られたワインを飲んでみると、それぞれの生産者ごとに微妙な違いがあります
ワイン作りにおける生産者の違いが良く分かる経験となりました
まだまだ勝沼で買ってきた在庫があるので、またこのブログでも取り上げたいと思います
だけど、なんで丸藤葡萄酒の会社名には「工業」と入っているのでしょう?
工業製品ではないと思うのだけれどな・・・
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