◆9月8日:サンセバスチャン(続き)
Bar巡りでお腹いっぱいになった午後は、観光に出かけました
Barが集中している旧市街を離れ、コンチャ海岸沿いを歩き、モンテ・イゲルドへ向かいます
旧市街辺りから海に突き出たモンテ・ウルグル周辺
モンテ・ウルグルの頂上にはモタ城があり、街からも城の上に建つキリスト像が見えます
左奥に写っているのがモンテ・イゲルド。ここまで歩いていきます
「コンチャ」というのは”貝殻”という意味らしく、半円形の海岸です
コンチャ海岸沿いの歩道
天気がとても良い週末だったため、海水浴客で海岸は溢れていました
モンテ・ウルグルを振り返る
サンセバスチャンはBarばかりに目がいっていて、こんなビーチリゾートな街とは知りませんでした
老いも若きも男も女も、ビーチで肌を焼きまくっています
女子に至っては、オッパイちゃん丸だし(!)の人も多く、目のやり場に困りました・・・
モンテ・イゲルドまでは旧市街辺りから歩いて約40分ほどでしょうか
暑い中、結構歩いた、、、
モンテ・イゲルドの海岸には「風の櫛」という護岸施設があります
建築士のルイス・ペニャ・ガンチェギという人が、サンセバスチャン出身の彫刻家であるエドゥアルド・チジータの作品を展示するために建造したそうです(スペイン政府観光局資料より)
変わった岩肌が露出していました
観光中のおばあちゃんに話しかけられて何かと思ったら、写真を取ってくれるとのこと
喜んでお願いしました
しかしこのおばあちゃん、英語は通じません
同行していた男性が代わりに話してくれたところによれば、アンダルシアから旅行に来ているそうでした
優しい気持ちの伝わってくる可愛いおばあちゃんでした
ちなみにこの辺りはフォトジェニックな場所であるためか、結婚式の記念写真を撮っている人が数組ありました
フニクラ(登山鉄道)に乗って、いよいよモンテ・イゲルドに登ります
チケット売り場
そしてこれがチケット
このチケットは何かのイベントのチケットも兼ねているみたいでした
真っ赤なケーブルカー
山頂からの眺め
左奥に見えるのが歩き始めた旧市街とモンテ・ウルグル
素晴らしい眺望です・・・
モンテ・イゲルドの山頂には小さな遊園施設がありました
歴史もあるらしく、1912年に開園したそうですから、第一次世界大戦の頃ということになります
崖っぷちを走り抜けるコースター
素朴すぎて怖い
ここでまたまた事件が、、、
トイレに入ったカブちゃんが出てくるのを、素晴らしい眼下の景色を見なが待っていたのですが、いつまで経っても出てきません
「もしかして僕、スペインで置いていかれた?」と思い始めた頃、ようやく汗だくでカブちゃん登場
話を聞けば、トイレの鍵が開かなくなってしまったのだそう
かける時に固かった鍵を力いっぱい締めたところ、今度は開かなくなってしまい、今までずっとトイレで鍵をガチャガチャやってたみたい
最終的には持っていたハンカチを鍵に巻いて、思い切り引っ張ってどうにか開けたそうです
トイレ番のおばあちゃんにも不審な目で見られたらしいけど、まあ良かった
ほっとしたところでビールを飲むことにしました
このビールが激ウマでした
冷え冷えで、ピルスナータイプのサッパリした喉越しの飲みやすいビール
後で調べたら、CRUZCAMPOという名前のスペイン・ビールらしい
今度見つけたら買ってみよう
リハ中のバンド
ギタリストはギブソンの黄色いSGを、そしてベーシストはリッケンバッカーを使用していました
フニクラのチケットは何かのライブ・イベントのチケットを兼ねていたようですね
近くにはもうひとまわり大きなライブ・ステージが設置されていました
モンテ・イゲルドを降りるころには、この山に登っていく多くの人達とすれ違いました
これから夜にかけて盛り上がるのかな
行きでは注意を払わなかった海岸沿いの名所を見ながら、オンダレータ海岸、コンチャ海岸と来た道をまた歩いて戻ります
ミラマール宮殿
スペイン王室の夏の別荘として利用されていたようです
ホテル・ロンドレス
築100年以上の歴史があり、フランスやイギリスの建築様式を取り入れたサンセバスチャンの典型的な豪邸らしいです
この日の午後の観光はここまで
夜のBar巡りの話は次回に・・・
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