◆9月8日:サンセバスチャン(続き)
夕方のBar巡りはこちらの店からスタート
旧市街からはスルオラ橋でウルメア川を渡り、グロス地区に入ります
Bar BODEGA DONOSTIARRA
女性ホール係のパキパキした仕事ぶりが気持ちのよい店でした
まずはタコのマリネ
茹でダコをオリーブオイルでマリネしたもの
シンプルな料理だけど、柔らかく茹でられたフワッとしたタコの食感とあっさり味がうまい
いろいろBar巡りした中では、上位に入るおいしさだったと思います
カブちゃんはこの旅で初めての白ワインを注文し、僕は相変わらずチャコリばかり
トルティーヤ
スライスしたジャガイモや玉ねぎの入ったオムレツ。半熟の加減がちょうどよく、おいしい
ツナとピクルスに野菜のみじん切りを乗せたもの
サッパリ食べられる
追加注文した飲み物は、僕がこの旅行で初の赤ワインであるリオハのクリアンサ、そしてカブちゃんはカバ
リオハは甘い香りで樽香もあり、やや苦みも感じる味わい
カバの方はやや酸味を感じる味わいで、よく冷えていておいしかったです
時間帯が中途半端なせいか割と空いていましたが、きっと夜には混雑するBarなのでしょう
内装は白を基調としたもので、オシャレなカフェのような雰囲気でした
家族連れも来ていて、親しみやすい店だと思います
続いて訪れたBarは、旧市街からホテルへの帰り道のエンサンチェ地区にあるこちらの店
Bar RESTAURANTE VALLES
1942年創業ということだから随分と歴史があります
ウッディーな造りで、アンティークな印象のBar
タラのトルティーヤ
干しダラのことはポルトガルではバカリャウ、そしてスペインではバカラオというようです
干しダラの料理はこの辺りでは一般的なものなのですね
タラのあっさりとしながらも弾力のある食感に適度な塩味が効いている
フワッとしたオムレツとの相性がよいです
ギンディージャ
これは店員のおじさんに勧められるままに頼んだもの
GAMBARAでも食べましたが、ギンディージャの量が多く、具材の挟み方が店ごとに特徴がある
あまり野菜を食べる機会がない中で、このギンディージャのピンチョスは貴重な料理でした
飲み物はやっぱりチャコリ
どの店でもチャコリを飲みましたが、銘柄が異なるせいかそれぞれに少しずつ違いがありました
でも共通するのはその酸味
この酸味によるサッパリとした飲み口が、オイルやビネガーを多用した野菜や魚を中心とするピンチョスの味わいにとてもよく合います
この日はサンセバスチャンの初日ではありましたが、非常に盛りだくさんな内容でした
疲れもあるので明るいうちにホテルに戻ることにしました
ホテルの近くにある食料品店はきれいな内装で、珍しくて魅力的な商品がたくさん並んでいました
この店ではギンディージャの瓶詰とリオハのハーフ・ボトルを購入
次回はサンセバスチャンの2日目のことを書きたいと思います
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