CAMPO ARRIBA 2010
リアルワインガイドの安旨大賞を受賞したというポップ
東京駅の中にあるワインショップで見つけ、興味をそそられて約1000円で購入しました
ラベルもとても目を引きますよね
イエクラのモナストレル主体の赤ワインです
この近くでは他にもフミーリャなどでモナストレルが良く作られていたはず
アルコールは14.5度
色合いはとても濃い
完熟したプラムやラズベリーなどの果実、焦がしたカラメル、ミルクのようなまろやかな香り
果実味が豊富で力強さがある
そして、わら半紙を舐めて舌の水分が紙に吸われるようなタンニンの収斂、そして軽い苦味
洗練や繊細さを感じさせるワインでは決してなく、モサッとした重さが印象深い
詳しくこのワインを調べるまでは、スペインということまではわかっていて、ブドウ品種は何だろうと考えました
消去法で、何となくテンプラニーリョではなさそうだし、果実味の感じがガルナッチャでもない
以前飲んだモナストレルはもっと酸が低くて、とても飲みにくく感じた記憶がある
このワインはそこそこ酸を感じさせ、重たいけれどそれほど飲みにくいということもなかった
塩コショウだけで味付けした厚めのステーキなんかには合うかも知れません