AZAN BLANC 2011
東京大丸のワインフェアで購入してきた白ワイン
このワインは京都伏見にあるディオニーという会社が輸入しています
裏のラベルには
IGP Herault
と書いてあり、エロー県のワインであることが分かります
唐突ですが、、ここでIGPを整理しておきたいと思います
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2009年8月1日より、ヴァン・ド・ペイの管轄はそれまでのFrance Agri MerからI.N.A.Oに移管され、IGP(Indication Geographique Protegee)となった
IGPは、EUとして名称を保護するので、AOCと同様に国際的にその名称が保護されることとなる
IGPとして認められるためには、各産地の保護団体(ODG)は仕様書(カイエ・ド・シャルジュ)を策定し、それがフランスおよびEUで認められなければならない
すべての関連業者がこの仕様書を遵守しなければならない
また独立した検査機関が、仕様書の遵守状況を検査する
なお、AOCよりも規定はゆるやかである
ヴァン・ド・ペイは153あったが、合理化と簡略化が進み、IGPは75となった
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以上、2012年度版の教本より
価格は約1100円
アルコールは12.5度です
色合いはやや濃いめの輝きのあるレモンイエロー
ハチミツ、白い花、青リンゴ、レモン、それにハーブなどの爽やかさ
まろやかで膨らみがあり、軽い苦みが奥行きを与えているような印象
酸は低めに感じられます
ソービニヨンブランとも違う、シャルドネとも違う
香りからは何となくアルザスっぽい印象も感じなくはないけれど、味わいからもう少し南を感じる
購入した時には品種を覚えていたはずだけど忘れてしまっていました
調べるとブドウはヴィオニエ
ヴィオニエってあまり普段は飲みなれない品種です
そうだ、このワインを買ったのはヴィオニエだったから、ということを思い出しました
このふっくらしたボリューム感はヴィオニエっぽさを象徴しているのかな
価格の割においしいワインだと思います
これからの季節、よく冷やして飲むとおいしそうです
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