昨年の11月以来、2度目のアヒルストア訪問です
※前回の記事はこちら参照ください
アヒルストア
東京都渋谷区富ヶ谷1-19-4
03-5454-2146
東京でとても有名なワインバーの一つで、総合的に完成度が高い
前回に続き今回も予約をしていたため、カウンター席に座ることができました
まずはワインです
この窓際に並んでいるボトルたちがワインリストの代わり
といってもあまり見たことのないものが多く、なかなか選ぶのが難しい
そこで、店員さんに
「アルコールのあまり高くない赤ワインが飲みたい」
ということをお伝えし、お勧めを聞いてみました
そしてユーロカーブから3本ほど選んでいただいた中から選択したのがこのワインです
シュベルニーのピノ・ノワール
色合いはかなり淡い
漬物のような発酵した香りが印象的で、味わいはカブちゃんに言わせると”ザクロ”の味がします
軽い苦味を感じる、優しい舌触りのワインでした
自然派のワインなのかも知れません
厨房に掲げられているメニューの中から、まず最初は豚肉と鶏レバーのパテを選択
塩加減、ねっとり感
非の打ちどころのないおいしいパテです
うーむ・・・
カブちゃんはアヒルストアのパンも大絶賛しています
これはじゃがいもとローズマリーのフォカッチャ(手前)、そしてコショウとフルーツのフランス
「冷めても旨い」とはカブちゃん談
フォカッチャは持ち帰りも購入しました
続けてカツオとブロッコリのサラダ
カツオは生臭さが全くなく、そしてブロッコリは茹で加減がちょうどよい
カツオの上にモロモロと乗っているのは、ブロッコリの芯やラディッシュ、それにマスタードをフードプロセッサーで混ぜ合わせたものだそうです
これもおいしいな
とてもセンスが良いですね
地鶏とトマト、根菜のロースト
鶏肉は皮がパリパリ、野菜はしっとり柔らかくて素材の甘味がにじみ出ている
そういうわけで、ワインが進みます
ボトルが空いてしまったため、グラスワインを追加でお願いしました
これはローヌのワインで、グルナッシュが約8割、そして残りがシラー(赤と黒のラベルのワインです)
イチゴのような甘さがチャーミングなワインでした
ここまででだいぶお腹も満たされてきたのですが、最後にちょっとしたおつまみを食べたいね、ということで注文したのがこちら
サイウア
サイウアとは、どうやらチェンマイのソーセージらしい
水を張ったフライパンにこのサイウアを入れ、蓋をし、水がなくなったらそのままフライパンで焼き目をつける
レモングラスでしょうか、香草の香りが爽やかさを与えています
さらに追加したグラスワインは、ロワールのピノ・ドーニス
ガメイかな、と思ったのですが外れでした・・・
ピリリとしたスパイシーな舌触りですが、これも自然派なのか、とても優しい味わいです
僕たちが帰る頃にも次々とお客さんがやってきます
相変わらず繁盛しているようですね
今回アヒルストアを訪れたのは梅雨時の6月、金曜日の夕方
千代田線の代々木公園駅を降り、地上に出るとしっとりとした植物の発する香りが鼻腔を満たす
以前住んでいた練馬区の光が丘もそうですが、木がたくさん生えている場所の、本格的な夏がやってくる前のこの季節特有の夜の香りが僕は大好きです
学生時代に住んでいた札幌の夜も同じような香りがしました
何か淡い思い出の記憶を呼び覚ますのかも知れません
この店は照明もよいのです
暗すぎず、明るすぎず
ちょうどよい感じ
そして音楽
昨年は山下達郎の音楽などがかかっていましたが、今回は最初にレゲエがかかっていました
そろそろ夏ですからね
トータル的なバランス感覚の良さ、雰囲気
そして、完成度の高い料理の数々に驚く
他であまり目にしないようなこだわりのワインを飲めるのもアヒルストアの魅力の一つかも知れません
繁盛している理由もわかるというもの
またしばらくしたら予約をしてみようと思います
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