このブログでも何度かストーン・ローゼズのことは取り上げていました
そんなストーン・ローゼズが4月に来日するという
当初は金曜日のみの講演予定でしたが、決算期でもあり行けるかどうか判らずチケットの購入を控えていたところ、4月22日の土曜日に追加公演が決まったということで即チケットの手配をしました
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僕が大学に入学した94年、発売されたストーン・ローゼズのセカンドアルバム「Second Coming」が当時ロッキングオンで大きく取り上げられていて、「いったいどんなバンドなんだ?」と思い、確か友人にCDを借りてカセットテープに録音し、パナソニック製のCDラジカセ「コブラトップ」で一人部屋で何度も繰り返し聴いたのがローゼズとの最初の出会いでした
とにかくこのセカンドアルバム「Second Coming」にはまってしまった
そんなローゼズが、まあいろいろあってドラマーのレニが脱退してしまってはいたものの、僕が学生時代を送っていた札幌にやってくるということでチケットを買い求めました
来日直前にギターのジョンがサンフランシスコでマウンテンバイクに乗っている時に転倒して肩を骨折し来日公演が延期された記憶がありますが、いずれにしてもおそらく96年頃に来日を果たし、初めてサッポロファクトリーホールでローゼズを目の当たりにしたのだと思います
ということで、それ以来かれこれ20年くらい経過してしまいました
その間にバンドはいろんな経緯がありつつ解散してしまったわけですが、11年10月に再結成を発表。その後様々なライブイベントには参加していたのは知っていましたが、どうにも足が向きませんでした
今回は単独公演ということで、ついに出かけてみました
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17時の開演に間に合うよう15時半頃に家を出て、丸ノ内線で御茶ノ水まで向かい、そこから歩いて武道館に向かう
武道館についたのは16時過ぎ
すでに武道館に向かう人たちがゾロゾロと列をなしています
いやがおうにも気持ちが高まる
開演予定時刻を15分過ぎた17時15分、照明が落ちる
同時に、これまでに聴いたことのある音が鳴り始めました。最初それが何の音か分からなかったのですがすぐに思い当たった
1989年、東京で録音されたストーン・ローゼズの海賊版CD「Stand Still」のオープニング。ここで聴くことのできる、サイレンのような声、そこに重なるドラムのリズム。まさにあの89年の録音と同じでした
そして照明が明るくなったところへ登場するメンバー
演奏したのは全19曲
終わったのは18時47分、ちょうど演奏開始から1時間半でしたがあっという間でした
<セットリスト:4/22(土) 日本武道館>
I Wanna be Adored ~ジョン・スクワイアのギターはレスポール・カスタム(ブラック)~
Elephant Stone
Sally Cinnamon ~イアン・ブラウン「カタガイタイ」といって左手で右肩を叩くしぐさ~
Mersey Paradise
Sugar Spun Sister
Bye Bye Bad man
Shoot you down
Begging you ~ジョン・スクワイア、ギター弾きまくり~
Waterfall
Don't Stop ~イアン・ブラウン、変なダンス~
Elizabeth My Dear
Fools Gold ~イアン・ブラウン、変なダンス~
All for One
Love Spreads ~ジョンのギターはレスポール・カスタム(ブラック)~
Made of Stone ~イアン・ブラウン「ナイス・ホール!」~
She Bangs the Drums ~イアン・ブラウン、歌がひどい・・~
Breaking into Heaven ~イアン・ブラウン「アリガトウ」~
This the One ~続けてレニのドラムソロ、そのままレザレクションに突入~
I am the resurrection
感想としては、かなりアルバムに近い、原曲をほぼ忠実に再現した感じの演奏だったな、ということでした
そして、アルバム「Turn into Stone」に収められている大好きな曲「Mersy Paradise」、ファーストの「Elizabeth My Dear」「Bye Bye Bad Man」を演奏した時には「こういうのもライブでも演るんだ!」と新たな驚きを感じました
さらに、ジョンはほぼ1曲ごとにギターを使い分けていましたが、その全てがレスポールだったことも印象的だった
20年前に札幌で公演を見た時もセカンドアルバム発売後ということもあって当然のようにレスポールを使っていましたが、再結成後の映像を見ても、そしてそもそもジョンが愛用しているギターとしてストラトのイメージがあったのですが、レスポール・カスタムを含め今回は全てレスポールを使っていました
しかし、いい音鳴らしていましたね・・
ライブ終了後は、4人が抱き合ったり、4人で手を繋いで観客席に向かいお辞儀をしたり
そういう風景にじーんと来てしまった
そして「確かにこの目で歴史を目撃した」という感激と同時に、「また再び見ることができるだろうか」という一抹の寂しさのようなものも感じてしまいました
いずれにしても
これまでも、そして、これからも、ローゼズのアルバムは何度も繰り返し聴いていくことになりそうです
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