アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

六十餘洲 純米酒 山田錦 ひやおろし <長崎>





軽く黄色みがかった色あい

フルーティな香りはあまりなく、むしろ麹のニュアンスが香りからも感じられる昔ながらの日本酒といった雰囲気があって硬派な印象

味わいの第一印象はとろりとした強めのテクスチャー。ただ成分はそれほど複雑なものではなく、アルコール感もやや高めのドライで端正な味わい。数日おいたらだんだん味わいがまろやかなものに変化してきた。牡蠣の酒蒸しやブリしゃぶに合わせてみたらぐうの音も出ないほど強烈な相乗をした。やはり日本の日常食には日本酒が合う





九州の日本酒というと他には佐賀県七田を飲んだことがあるがそちらも印象はよかった。九州というとどうしても焼酎のイメージが強いけれど、価格が手ごろで良質な日本酒も造られているようだしもう少しいろいろと掘り下げてみたい




六十餘洲 純米酒 山田錦 ひやおろし
蔵元:今里酒造株式会社
住所:長崎県東彼杵郡波佐見町宿郷596
原料米:山田錦
精米歩合:65%
アルコール:17.0度
製造年月:R1年(2019年)11月
購入先:東京駅グランスタはせがわ酒店
価格:1430円(税込)