アルさんのつまみ食い4

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Fender American Original '60s Telecaster Lake Placid Blue その②


19年の年末に購入したテレキャスターだが、まだそれほど長い時間は触れていない。とはいえ、これまで触ってみた範囲で感じられた印象としては以下のようなものだ


弦のテンションが高い

工場出荷時に貼ってあるゲージは10-46でいま使っているギブソンES-335に貼っているものと同じ。使っている弦が同じゲージであるにも拘らずテンションが高く感じるのは、ES-335がミディアムスケールなのに対しテレキャスターがロングスケールであることによるのだと思う

ギターにより弦の長さが変わるとともに同じフレットを押さえた時に出る音程の高さ変わってしまってはいけない。だから、弦の長さが変わっても同じ音程の音を出すためにはギターによって弦の張力の方を変化させる必要がある、というような物理学的な話なんだと思うが感覚としてもそれは何となく理解できるような気はする

ということで、押弦のための指の筋力もギブソン系ギターよりも必要になる気がした


フレット幅が広くて弾きづらいかと思っていたら、実際はそうでもない

使い慣れたギブソン系のミディアムスケールからロングスケールへ変わることによって1つのフレットの幅が広がるので、押弦やフィンガリングに大きな違いが出ると思っていた。しかし実際にはそれほどの弾きづらさは感じなかった

調べてみるとミディアムスケールは約628ミリ、ロングスケールで約648ミリという違いがあるようだ。ということはその差は約20ミリ。分かりやすい計算のために仮にフレット数が20だとすれば、1フレットあたりの長さの差はたった1ミリ、ということになる(この”1ミリ”は、=スケール長の差20ミリ÷フレット数20という計算。ただ実際にはこの計算は間違っている気がするが、ここではあまり厳密性は求めないことにする。煩雑さを避けるため、間違っている理由もあえて書かない)


ボディカラーが少し派手すぎたかなと思ったが、やはりこれで正解だった

レイクプラシッドブルー(LPB)というカラーはややラメが散りばめられたようなメタリックな印象もあるのだが、光の加減でグッと色合いが濃く深く沈んだかと思えばまた次の瞬間には色が飛んで白っぽく見えたりもする。要は光の加減でいろいろな表情があるのだ

それにあまり使っている人がいなさそうなところもいい。テレキャスターというとバタースコッチ、サンバースト、あるいはブラックなどが多いと思う。ブルー系カラーのテレキャスを使っているアーティストといえばいままでPV等で見た範囲ではU2のジ・エッジ、それにバミューダ出身の女性シンガー、ヘザー・ノヴァくらいなものだ














このモデルも生産中止になるとサイトが閉鎖してしまうかも知れないので、今のうちにショップフェンダーのサイトから説明を引用しここに固定させて頂く

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1960年代に入り、Telecasterモデルはローズウッドが指板材のスタンダードとなり、ダブルバウンドボディに3-plyピックガードを装備したエレガントなテレキャスターカスタムが登場しました。

American Original ‘60s Telecasterは、音楽の「エレクトリック化」が世界を席巻した60年代に名を刻んだ当時のテレキャスターモデルの伝説的なスタイリングとトーンに加え、モダンなプレイヤビリティとスイッチング・オプションを提供します。

本機に搭載されているPure Vintage '64シングルコイルTelecasterピックアップは、エナメルコーティングされたコイルワイヤーからクロスカバー出力ワイヤー、ファイバーボビン、アルニコ5マグネットに至るまで、当時のスペックを忠実に再現しています。ブリッジ・ピックアップの銅メッキプレートがトーンに独特なエッジーさを与え、弦間の出力バランスを整えるため、ポールピースはスタッガード仕様となっています。

mid-'60s Cネックシェイプと9.5インチR指板はあらゆるプレイスタイルに対応する優れたプレイヤビリティを実現します。ヴィンテージ・トールフレット、オリジナルモデルのボディラジアス、スチール製3サドルブリッジをはじめとするヴィンテージスタイル・ハードウェア、ヴィンテージスタイル・ハードケース、極上のトーンと絶妙な経年変化を見せるラッカーフィニッシュなど、細部にまで60年代モデルの代表的なスペックを反映しつつ、モダンプレイヤーが求めるプレイヤビリティを兼ね備えています。

American Original ‘60s Telecasterは、モダンミュージックの礎を築き上げた当時のテレキャスターのパフォーマンスとスタイリングを体験するのに最適なモデルです。


特徴

ラッカーフィニッシュのアルダーボディ

Pure Vintage ‘64シングルコイルTelecasterピックアップを2基搭載

"Mid-60s C”ネックシェイプ、9.5インチR指板

スチール製3サドルTelecasterブリッジをはじめとするヴィンテージスタイル・ハードウェア

ヴィンテージスタイル・ハードケース付属

スペック
BODY

Body Material:Double Bound Alder
Body Finish:Gloss Nitrocellulose Lacquer
Body Shape:Telecaster®

NECK
Neck Material:Maple
Neck Finish:Gloss Nitrocellulose Lacquer
Neck Shape:'60s "C"
Scale Length:25.5" (648 mm)
Fingerboard Material:Round-Laminated Rosewood
Fingerboard Radius:9.5" (241 mm)
Number of Frets:21
Fret Size:Vintage Tall
Nut Material:Bone
Nut Width:1.650" (42 mm)
Position Inlays:White Pearloid Dot - 7mm
Truss Rod:Vintage-Style Heel Adjust
Truss Rod Nut:Vintage-Style Slotted

ELECTRONICS
Bridge Pickup:Pure Vintage '64 Gray-Bottom Single-Coil Tele®
Neck Pickup:Pure Vintage '64 Gray-Bottom Single-Coil Tele®
Controls:Master Volume, Master Tone
Switching:3-Position Blade: Position 1. Bridge Pickup, Position 2. Bridge and Neck Pickups, Position 3. Neck Pickup
Configuration:SS

HARDWARE
Bridge:3-Saddle Vintage Style Tele® with Barrel Steel Saddles
Hardware Finish:Nickel/Chrome
Tuning Machines:Pure Vintage Single Line "Fender Deluxe"
Pickguard:3-Ply Eggshell
Control Knobs:Knurled Flat-Top
Neck Plate:4-Bolt

MISCCELLANEOUS
Strings:Fender® USA 250R Nickel Plated Steel (.010-.046 Gauges)

ACCESSORIES
Case/Gig Bag:Deluxe Black Hardshell (Black Interior)