アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

九頭龍蕎麦 本店 @神楽坂


今回もカブちゃんの会社関係の方に「昼飲みをしましょう」とお誘い頂き、いそいそと出かけた店




「九頭龍」というと福井の黒龍酒造による銘酒を思い出すのだが、実際には九頭龍(”九頭竜”という表記もあるが便宜上ここでは”九頭龍”で統一する)という名がつくJRの駅があったり道の駅があったり、あと有名どころでは九頭龍川という川も流れているようだ

いちおう黒龍酒造の位置を地図で確認しておくと以下のような場所になるようだ。北陸の地にあまり詳しくないので解像度は粗目にしておくが、いずれにしても九頭龍川のほとりにその酒蔵がある



そんな九頭龍のみならず、福井のお酒と料理が楽しめる蕎麦屋がこの九頭龍蕎麦(本店)。「昼飲みコース」を注文すると飲み物が1杯ついてくる。もちろん飲める人は日本酒をチョイスしたわけだが、昼とはいえさすがに酒飲みの喉を鳴らすような品々ばかりだった



日本酒が1杯で済むはずもなく、2杯目はそれぞれにメニューの中から好きなものを選択した。僕は鯖江市にある加藤吉平商店の「梵ときしらず」を注文したが、これが大正解だった。熟成したまろやかな口当たりと旨み。後で調べると値段がそれほど高くなかったから、自分でも購入してみたいと思った




越前おろし蕎麦も絶品で、コシのある蕎麦がたいへんにおいしい。こう言ってはなんだが毎年新宿の京王百貨店で開催されている福井フェアで食べていたそれとはだいぶ味が違う気がして、九頭龍蕎麦にはこの蕎麦だけを食べに来てもいいと思うほどだった



店舗の外観は台湾の九份っぽいというか、従って宮崎アニメ「千と千尋の神隠し」っぽいというか、雰囲気があって、そして内装も落ち着いた空間になっている

ただし、壁に貼られた値札のない日本酒を注文するときはご用心。店員さんに値段を聞くと4合瓶で30万円(!)もするようなものがあった。ペトリュス並みに高い日本酒がいったいどんな味がするのか分からないし、一生飲むことのないものだろうと思う。もし金銭的に余裕があって飲める方、飲んだ方がもしいればぜひ感想を教えて欲しいものだ




店名:九頭龍蕎麦 本店
住所:東京都新宿区神楽坂3-3
電話:03-6228-1886