知らないうちにいつの間にかオープンしていた「シアトル エクスプレス カフェ」。お茶の水女子大学に隣接していて、春日通りに広く面した大きなガラス張りの店内は外から見ても明るい雰囲気だ。オープンは１９年３月らしいからすでに開業から１年も経過している
調べてみるとこの「シアトル エクスプレス カフェ」の店舗は全国にまだ４店舗しか存在しないようで、しかもすべて大学の敷地内に進出している模様。ここお茶の水女子大学のほかには愛知大学に１店舗、そして名古屋大学に２店舗のみ
全４店舗のうち３店舗が名古屋にあるのはこのカフェを経営する株式会社シアトルエクスプレスの本社が名古屋市にあるということと関係があるのだろう。そう考えると東京進出の第一号店がこのお茶の水女子大学店ということになる訳だから、まだ希少価値のある珍しいカフェということになる
広い店内にはテーブル席もあるが僕たちは春日通りに面した明るい席に着席。ブレンドコーヒー（Ｍサイズ）は一杯３００円で、手頃な価格でしかも量がけっこうある。酸味が控えめで飲やすい。言い換えるとあまり個性がないとも言えるのだが、最近はチェーン系のカフェで飲むコーヒーはあっさりしたものの方が好みなのでむしろ僕たちの好みには合っているように思う
ＰＣを触ったり本を読んだり会話を楽しんだりと、どこのチェーン系カフェとも同じような光景がここシアトルエクスプレスでも見られるが、他のカフェよりもどことなくオシャレ感があって開放的で、かつせせこましくなくてゆったりと過ごせる。そしてこのカフェが入る建物の設計は東京オリンピックのメイン会場となる新国立競技場を設計した隈研吾氏によるものらしいから、建築に興味があれば建物も同時に楽しむことができるかも知れない
桜が咲き始めた３月下旬にも再び訪れてみたが、この日もたくさんのお客さんがひっきりなしにやって来ていた。我々もまた再訪してみたいと思う
シアトル エクスプレス カフェ お茶の水女子大学店
東京都文京区大塚2-1-1 国際交流学生プラザ 1F
03-6304-1902
