アルさんのつまみ食い4

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Uggiano Chianti Prestige 2018/ウッジアーノ プレステージ キャンティ <イタリア>




しっかりとした赤紫色で落ち着いた色調

赤系果実と黒系果実の中間の香り、漬物のような発酵した香り

滑らかなテクスチャーで中程度のタンニン、そして豊富な酸がある。ドライな雰囲気が優勢で、香りもよいがしかし果実味に流れるところがない。グラスを回すと軽くミルクのようなまろやかな香りも感じられる。何となく香りと味わいはリオハに通じるものがあるような気がした




ウッジアーノのサイトからこのワインの特徴を引用させて頂くと以下のようなものだった

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A very pleasant bouquet, lingering with immediate fruity notes, predominantly of red and black cherries. Dry and slightly tannic on the palate, but more refined over time, becoming soft with velvet tones. A clean finale with harmonious and pleasant aftertaste.
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これは飲んだ後に事後的に確認したものだったけれど、"red and black cherries"や”Dry and slightly tannic”のあたりもそうだが、飲んでみた感想とだいたい相違ないものだったと思う

市販価格がだいたい700円程度ということだからかなり安い部類に入るワインだと思うが、このフルーティな香りとドライな味わいからくる印象から想像するとビステッカ・アッラ・フィオレンティーナとは言わずとも焼いた肉料理などにはよく合いそうな気は確かにしてくる

スペインのバルで飲んだ、おそらく価格も安いであろうリオハが、現地の食事に合わせると異常なおいしさを感じられたのと同じような満足感がきっとローカルでは十分に味わえるんじゃないだろうか

このワインを飲みながら、そんな想像をしてしまった



ワイン:プレステージ キャンティ
ワイナリー:ウッジアーノ
ヴィンテージ:2018年
アルコール:12.5度
インポーター:ワインキュレーション
購入先:ワインデイズ(第95弾!泡、赤、白!得旨ウルトラバリュー12本セット)
価格:4780円(税込)のうちの1本(6600円から割引適用後で4780円)