アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

Würzburger Abtsleite Riesling Trocken 2018/ヴュルツブルガー アプツライテ リースリング トロッケン <ドイツ>






グリーンがかったレモンイエロー

爽やかでパウダリーな柑橘系果実の香りにグリーンのハーブ、グレープフルーツとオレンジピール、それに白い花やハチミツの香り。若干の還元臭もある

穏やかな口当たりで軽く石灰のようなミネラルに覆われている。果実味もあるし滋味のある奥深い味わい。口内に広がる甘みを伴ったまろやかな苦味とオイリーなテクスチャー。よく冷やすとピリリとした白コショウのようなニュアンスも。アフターも太い柑橘果実の味わいがよく伸びる




ビュルガーシュピタールは2010年に初めて訪れたドイツ旅行で立ち寄った思い出深いワイナリーだ。現地で購入したワインをお土産として日本まで郵送したのだが驚くほど送料が安かった。ワイン自体も1本当たり7~8ユーロ程度で、送料込みでも確か1000円くらいのものだった気がする。なぜあれほど送料が安かったのかはいまだによく分からない。フランケンの白ワインはミネラリーですっきりとした味わいがありとても好みの味わいだ。それ以ずっと頭の片隅にあったのだが、日本で買うとそれなりの値段になることもあり購入を躊躇していた

ある晩、ふとビュルガーシュピタールのホームページを見ていて急に買ってみたくなった。12本の送料込みで200ユーロ程度になる。1本当たりおよそ2000円程度だから、日本でインポーターが仕入れたワインを店頭で買ってもそれほど大差がない。むしろいまの円高を考えるとお得なくらいだ。そんな計算も働いたと思うのだが、サイトからお目当てのワインを12本選択し、料金を確認して支払い手続きを済ませたら約3週間で段ボールに梱包されたワインが無事に自宅まで到着した




こんなに簡単に個人輸入ができるとは思わなかった。インポーターや販売店の手を介さずにワイナリーから直接自宅に送られてきたという満足感も得られる。はじめはお金を振り込んだところでちゃんとワインが届くのか不安もあったが、さすがはドイツ人、仕事がしっかりしている

まだ11本あるから、ゆっくりと楽しみに開けていきたい



ワイン:ヴュルツブルガー アプツライテ リースリング トロッケン
ワイナリー:ビュルガーシュピタール
ヴィンテージ:2018年
アルコール:13.0度
インポーター:個人輸入
購入先:ビュルガーシュピタールのホームページから
価格:10.42ユーロ