20年12月に訪問したひつじや。このお店もすでに何度か利用しているが、だいたいいつもTOHOシネマズ日比谷での映画鑑賞を絡めて来訪している気がする。この時は天野千尋監督の「ミセス・ノイズィ」を見た後にやってきた
ひつじやではワインを原価+100円で提供しているというのが一つのウリになっている。なのでもちろん安い。その安さというと、同じワインをネットで調べた時に出てくるネットショップの価格よりも安い、といったくらいに安い。これで本当に商売が成り立っているのか毎回不思議なのだが、何度スマホの画面を見直したところで、ひつじやのメニューに書かれている価格の方がスマホに表示されている価格よりも小さい数字を示していることは間違いない
この日はポルトガルのバイラーダで作られるスパークリングを頂いた。セパージュはロウレイロ40%、アリント20%、フェルナン・ピレス20%、アヴェッリ20%。ロウレイロとアリントはまだしも、それ以外のブドウ品種はほとんど聞いたことがないようなブドウ品種だ
ポルトガルのスパークリングというだけで珍しかったが、モトックスが輸入しているだけあってなかなかにおいしいワインだったと思う。小売希望価格が1300円ということだが、それよりも安い価格だったような記憶がある
ワインが安いならせめて料理をたくさん食べてあげられればよいのだが、在宅勤務が始まってから食事の量をセーブしていることもあってあまりたくさん食べられなくなってしまった。そして結局いつもと同じようなメニューになってしまう
このカレーもこの日のサービスメニューで破格の値段だった。それをカブちゃんと2人で1つ頼んでシェアしてしまうという、普通ならお店の人から怒られてしまうような気もするんだけども、これがもしパリのビストロだったら完全にNGだと思うが、ひつじやの店員さんは優しいので大の大人が二人店の中で怒られるというような出来事はけっして起きない。いずれにしても、カレーをつまみにスパークリングを飲むというのもなかなか悪くない
あまり食べられないのであればせめて日比谷に来るときは毎回ひつじやに来るようにしたいと思っているのだが、もしかしたらその方が逆に迷惑な客だったりするのかも知れないが