アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

すし屋の源さん @本郷


20年4月以降、在宅勤務を始めて出前を取る機会が増えた

増えた、というのは正確な言い方ではないかも知れない。東京での生活を初めてかれこれ20年近くなるが宅配ピザ以外には出前というものを取った記憶がない。そんな宅配ピザですら頻度としては1年に1度か2度といった程度のものだ。もっと言うと、宅配ではなく直接店舗までピザを取りに入っている。店舗も近くにあるし、その方が安い

ビフォア・コロナだったら会社帰りにちょっとどこかの居酒屋に立ち寄ったりしていたはずなのだが、その代わりとなったのが出前館やウーバーイーツと呼ばれる出前サービスの利用だった



使ってみると実に便利な仕組みで、しかも各店舗ともに味もなかなか悪くないということに気づいた。例えば今回わざわざ取り上げた「すし屋の源さん」。これまでにもリアル店舗の前を何度も歩いていたから、本郷の菊坂に店があることはすでに知っていた。しかし店に入ってみたり出前を取ってみようなどとはこれまでに一度も思わなかった

これが実際に取ってみるとなかなかなもので、ネタも悪くないしシャリは大きめで満足感がある。それにコスパもいい。3000円以上の注文をするとオマケが付く。このオマケは稲荷寿司や海苔巻きがサービスになるというものだ。僕たちはいつも海苔巻きをお願いしているのだが、これが僕が好きな”梅”を使った海苔巻きなのであった

そのことを発見した瞬間に、ここの寿司が気に入ってしまった



カブちゃんと二人で食べる分には申し分ない量と質。上の写真は2回分の写真だが、これ以外にも何度か利用させて頂いた。困った時の「すし屋の源さん」。これからも、少なくともコロナが収束するまでのしばらくの間はたびたび利用させて頂くことになるであろうことは必至である



出前の寿司を利用することに問題があるとすれば寿司を入れたプラスチック製の桶だろうか。SDGsが叫ばれる中、そしてビニール製の買い物袋やカトラリーが有料化されようとしているいま(この記事は21年3月末に書いている)、便利ということだけでこうした廃棄物を安易に吐き出してしまってよいのか、やや罪悪感が残る

もう一つの問題、というか課題は、注文して寿司を頂いた後に残るこの大きな寿司桶を捨てるためにハサミで小さくカットしないといけないこと。これがなかなかに面倒であることだ。いや、カットせずそのままビニール袋に入れて捨てればいいじゃないかという意見もあるかも知れないが、そのままだと意外とかさんでしまっていま利用している袋に入りきらないのである



すし屋の源さん 本郷店
東京都文京区本郷5-1-2 シャープ本郷1F
03-5804-1147