淡くて輝きがあり、グリーンがかったゴールドイエロー
グリーンライムにイーストの香りが感じられる
フリッツァンテのワインはこれまであまり飲んだことがないので比較ができないのだが、それにしてもごくごく微発泡で泡の刺激はかなり少なくスティルに近いと言ってもいいほど。穏やかで丸い質感で、うたい文句にあるほどの濁りを感じずむしろクリアな印象。味わいにおける果実の乗りが弱く、よく言えば繊細な印象だが悪く言えばインパクトに欠ける。これといったブドウの味わいが感じづらく、味わいは薄い。酸と軽い苦みと酵母感が感じられるのみといった風情で、甘みも乏しくドライでサッパリとした印象だった
サルデットのホームページを見てもこのフリッツァンテのワインを見つけることができなかった。どういう由来のワインなのかよくわからないのだが、インポーターである稲葉のサイトで調べるとグレラ70%、シャルドネ20%、モスカート10%のブレンド比率になっているようだった
だいぶ辛口なコメントをしてしまった気もするが、実際のところ美点が見出しづらいワインでちょっとリピートはしづらいと思う
ワイナリー:サルデット
ヴィンテージ:NV
アルコール:11.0度
インポーター:稲葉
購入先:信濃屋(北千住マルイ店)
価格:1399円(税別)