36.菊坂
菊坂の周辺にある坂道は「文京区 坂歩き」の初回で歩いた。菊坂を魚の背骨とするならば菊坂を起点にそこから坂道を上る各坂道は小骨のような位置づけで、いわゆるフィッシュボーン図のようなものをイメージすると判りやすいかと思う。背骨の尾っぽの方に位置する小骨となる坂道を順にクリアしていくと、結局のところ背骨となる菊坂を通しで歩き通すことが後回しになってしまう
湯島のあたりには坂道が集中しているが、その湯島に向かう途中で菊坂を歩くことにした。途中、アプリの不具合?により一度菊坂を上り切ったはずがうまくカウントできておらず、再びまたスタート地点まで戻って歩き直すことになってしまった。その後にも何度か同じようなことを経験することになったが、特に菊坂のように長い坂道の場合はやり直しによるロスは精神的にも辛い。アプリを使う上で気をつけたいポイントである
18.無縁坂
岩崎邸の脇に位置する坂道。石垣とレンガを積み重ねた壁際の景色はなかなか風情が感じられるものだった。坂の途中から振り返ると、ビルと石垣の間にスカイツリーを望むことができる
17.切通坂
坂道は緩くカーブしていて、その途中に湯島天神が構えている。交通量も多い通りで、歩道もあるにはあるがその幅があまり広くないためすれ違いの際には一列になって歩かないといけないところも。交通には気をつけて歩きたい坂道である
16.天神夫婦坂
春日通りから湯島天神に上る階段自体が坂道になっていた。まさかこの階段が坂道アプリに登録されているとは思わず一度は通り過ぎてしまった。最も短い坂道(階段)の一つだったと思う
15.天神女坂
湯島天神にある坂道の一つ。アプリがなかなか坂道の終了地点を検知せず、だいぶ足止めを食った。スマホの精度によるのかそれともアプリのせいなのかはよく判らないが、アプリが坂道の起点や終点をなかなか読みとらないことは多々あった。特にこの女坂とこの後の男坂は終了地点が同一地点だということもあるせいなのか、カブちゃんと二人でスマホ片手にしばらくウロウロすることになってしまった
14.天神男坂
当たり前かもしれないが、女坂とこの男坂は上り切った場所で合流する。男女がそれぞれに坂を上ったら全く別の場所にたどり着いたということではまずいだろう。上り口は全く別のところにあるので、女坂を上った後にもう一度下り、マンションの駐車場のような場所を(こっそり)通り抜けて、ぐるりと回って男坂の上り口に向かった
13.中坂
何の変哲もない坂道と言えばそれまでだが、武蔵野台地のヘリ中のヘリというメジャースポットの場所柄のせいかきちんと坂には名前が付けられていた
12.実盛坂
中坂からこの実盛坂に着いたら坂の上だったので、いったん下りて再度上ることになった。階段、しかもかなりの急傾に驚かされた坂道。ビルの建設中だろうか、白い壁で覆われた景色に風情も何もあったものではなかった。坂道紹介の看板もその工事の影響か透明のガラスの向こう側にあったものを光の反射を気にしながら写真に収める必要があった
11.ガイ坂
わざわざ名付けるほどの坂道なのかと思うような坂の一つだ。珍しく東に面する斜面に並行し南北に走る坂道だったという点がユニーク
10.三組坂
この界隈にはホテルが立ち並んでいる。なぜこんな場所にという気もするが、聖なるもの(湯島天神)と俗なものが近接しているという事例はよく見かけるものではある
5.妻恋坂
坂道を上ると神社の鳥居が見えてきた。嬬恋神社というらしい。昔の海岸線沿いの高台という立地に神社が建っているというのは鉄則であるようだ
9.立爪坂
この坂は一風変わっていた。まず階段があり、ゆっくり坂を上るとまた最後のところに階段がある。立爪坂を歩いて以降、いままでのところこういう坂道には出会っていない。あまり人通りの多くない坂道の上で写真を撮っていると、上り切ったところにある会社の職員らしい方とすれ違った。奇妙な人がいると思ったのではないかと思う
5.新妻恋坂
総延長530メートル。長い坂道を上り切ったところでカブちゃんのアプリがきちんと計測できていないことが判明。菊坂と同様にこの坂もまた上り口まで再び下りることになった。湯島界隈には坂の数が多かったのでずいぶん気合を入れて歩き回ってきたが、その最後の疲れが溜まっているところでこういうことがあるとやはり気持ちが下がってしまうものだ。上り切ってアプリのボタンを押すところの操作にもよく注意して、最後まで気を抜かないようにしたい
歩いた坂:13
36.菊坂
18.無縁坂
17.切通坂
16.天神夫婦坂
15.天神女坂
14.天神男坂
13.中坂
12.実盛坂
11.ガイ坂
10.三組坂
5.妻恋坂
9.立爪坂
5.新妻恋坂