明るい赤紫色
熟したプラム、エスプレッソやコーヒー、それに甘苦いスパイスの香り
最初にキュッと引きしまった酸を感じるのが印象的で、レゼルバと言いながらだ若々しさを感じる。酸が豊富なのでサッパリとした味わいで、タンニンはやや荒々しくミディアムやや手前といったボディ。しかし香りと味わいの印象に違和感はなくワインとしての一体感があるように感じられた
2日目になるとより酸が際立ってきたようで、従って質感としては更に軽く感じられるようになった。但し平べったい味わいになってしまったということではない。酸とタンニンは依然としてこのワインに骨格を与え続けていたし、果実味は線が細めだが肉づきをもたらしている。ほのかにチョコレートのニュアンスも感じられるように変化していった
トータル的にはカジュアルな印象が抜けきらないタイプのリオハだった
ボデガの位置を確認するとログローニョの街からエブロ川を越えやや東に位置していることが分かる。反対にログローニョの街から西へ向かうと日本のスーパーマーケットでもよく見かける、黄色いラベルでお馴染のカンポ・ヴィエホのボデガがあるようだ
ボデガのサイトを見てみたがこのワインを見つけることができなかった。日本向けのボトリングなのだろうか
ワイナリー:ボデガス・オララ
ヴィンテージ:2014年
アルコール:14.0度
インポーター:ローヤルオブジャパン
購入先:信濃屋(北千住マルイ店)
価格:1399円(税別)