アルさんのつまみ食い4

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文京区 坂歩き ⑪ 千石・大塚あたり


66.砂利場坂





千川通りから本郷台に登っていく坂道で、上った先のところで右にカーブしてこの坂は終わる。途中で振り返って坂を見下ろすと、ほぼ真っすぐの坂に午後の西からの日差しが明るく反射していた


67.猫又坂







猫又坂という可愛らしい名前が付けられたこの坂道は、猫又橋という、かつてここに架けられていたらしい橋の名前に由来するようだ。千川通り不忍通りが交差する場所を起点に、不忍通りを本郷台方面に東側に上っていくのがこの猫又坂で、反対に西側に小石川台に上っていくのがこの後に歩く白鷺坂になる。猫又坂の上から見下ろすと白鷺坂へとつながる長く緩やかでしかも起伏に富んだ雄大な景色が見える


68.白鷺坂







白鷺坂も広くて長い坂道だ。しかも単調に一本調子に上っていくのではなく、途中でほぼ平らになる場所があり、そこから再び登っていくという一つの坂で二度おいしい(?)坂道には独特な味わいがある

坂を上り切ると春日通りにぶつかる。小石川台の頂上に位置するこの交差点は、上の写真を見ても分かる通り交通量がとても多い。猫又坂、白鷺坂と来て、この交差点を更に西へ下ると以前歩いた富士見坂につながっている。要はこの3つの坂は全て不忍通りの上で連続している坂になっている

富士見坂の先には清戸坂へと繋がっているのだが、こうなるとこれら4つの坂道はもう”坂道”というよりは不忍通りそのものと言った方が良いんじゃないかという気もする。いずれにしても清戸坂を歩くと目白台という、今回歩いた界隈と全く別の場所にまで行ってしまうので、また別の機会に歩くことにする


ところで、不忍通りと春日通りの交差点のあたりから春日通りを茗荷谷駅方面へ視線を移すとこのように緩やかで見晴らしがよく、しかも起伏のあるカーブが堪能できる



僕はこのカーブがけっこう気に入っている。お茶の水女子大はすぐ右側にあって、ここに併設された隈研吾氏設計による建物に入っているシアトル・エクスプレス・カフェにはよく足を運んでいる




歩いた日:2021年2月7日(日)
歩いた坂:3

66.砂利場坂
67.猫又坂
68.白鷺坂