２１年２月に訪れた京都でモーニング利用をした喫茶、高木珈琲店
短時間の利用ではあったものの、そのレトロな雰囲気が街に溶け込み日常使いされていることが良くわかる喫茶店だった。入れ代わり立ち代わり地元の方と思しき人たちが訪れては、去っていく
いまどき珍しく店内での喫煙ができる店だということを知らずに入ってしまい、隣の席の男性がタバコをふかし始めた時はカブちゃんと「（ちょっと失敗した？）」と無言で目を見合わせてしまった
でも土地の人のための店であるということを考えばたまに帰省もしくは旅行に訪れる程度の僕たちが文句を言えるものでもないし言うべきことでもない
むしろレトロな景色が残る店として貴重な存在な気もしたし、内装や店内の雰囲気はとても良いものだった
出てきたコーヒーはまろやかで柔らかな酸味があり角がキレたきれいな苦味を持つ。その後で仄かな甘みがやってくる。クリーンで後味もスッキリとしていた。温度は高めで提供され、トータル的には好みのコーヒーだった
モーニングのパンは大きくバターがたっぷりと塗られている。厚みもあるがフカフカではなくて割合しっかりとした生地なので食べごたえもある
そして卵も美味しい。もっちりとした食感のソーセージはケチャップとの相性もよい
ＢＧＭは小さな音量でジャズが流れていた
