アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

セミの抜け殻




近所の公園の木を注意してよく見てみるとセミの抜け殻がいくつも見つかった。見た目が異なるものもいくつかある。そういえば小学生の時の夏休みの自由研究でセミの抜け殻を集め、それらを分類したことを思い出した

例えば写真左の白っぽく乾いた土が付いているような小柄な抜け殻ははたぶんニイニイゼミ。そして右の照りのある濃い褐色の色をしたものはミンミンゼミだろうか。詳しいことは良くわからないのだが

背中あたりから飛び出ている白いひも状のもの。これは気管の内側の表皮であるらしい。内臓の内側の表皮まできれいに脱皮しているということらしいが、これを例えるならもし人間が脱皮する生き物であれば胃や腸の内壁まで脱皮によってリフレッシュしているということのようなものだと思う

おじさんが一人で木の周りを周って写真を撮っている姿というのはじゃっかん奇妙なものなのかも知れない。親子連れが怪しみながら過ぎていったような気がした。それにずいぶん蚊にも刺された

そういえば今年初めてセミの鳴き声を聞いたのは7/13(火)だった。そんなセミもこの頃では路上にひっくり返っている。8/19(木)には今年初めてトンボも見た。夜になると秋の虫の鳴き声も聞くようになった

季節は確実に移ろっている。世の中がコロナになって2度目の夏もそろそろ終わりに近づいているようだ