コンビニに置いてあった「旅行読売 21年6月号」を手に取ってパラパラとページをめくってみたところ群馬県の倉渕が取り上げられていた
群馬の中でもそれほど有名とは言えない倉渕が取り上げられていることにはじめ「なぜ倉渕が??」と思ってしまったが、立ち読みながらに記事をよく見てみるとどうやら倉渕は道祖神信仰があった土地であるらしく、道々にいくつもの道祖神があるということが分かった。初めて知った。「もし今度帰省することがあれば出かけてみたいな」と思いこの雑誌を持ってレジに並んだ。立ち読みで終わらなかったことは僕にしては珍しいことだ。威張るほどのことではないが
はたして7月に帰省した折、両親を連れて倉渕までドライブに出かけてみることにした
倉渕は実家から向かえば車でおよそ1時間くらいの距離だ。それほど遠くはない。「道の駅 くらぶち小栗の里」で買い物をしたついでに雑誌に取り上げられていたルートを少しだけ歩いてみた
雑誌に載っている地図の上ではこの辺りに道祖神があるはずだと思っても意外と見つけられない。上の写真に写っている道祖神もはじめ場所が分からず、あきらめて車に戻りかけたところでふと山の斜面にひっそりとたたずんでいるところをようやく見つけたものだった。けっきょくこの一つだけを見つけたことに満足して、炎天下での道祖神巡りは終わりにした
広い河原を持つ烏川沿いにその顕彰の碑は建っていた。この日は暑い日だったが風も吹いていて、その風にあおられる白い旗が周りに遮るもののない景色の中で遠目にもよく目立っている。なんだかすがすがしい印象を感じさせる
僕たちの他に人はおらず、なんだか田舎の墓参りをしているかのような気分でもあった。しかし実際には小栗の墓は別のところ、すなわち同じ倉渕の東善寺の境内にあるそうだ
追記:
8/22(日)の放送回で小栗上野介の斬首シーンが放送された。取り上げる可能性はあまり高くないと思っていたので少々驚いたし、やるにしても思ったより早い回での放送だった
訪問日:2021年7月18日